東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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ニュース
2023/11/15

東方我楽多叢誌 月間PVランキング(2023年9月25日~10月30日集計)

今月のPVランキング

 先月の記事に引き続き、今月も東方我楽多叢誌が毎月更新している記事のアクセス数ランキングをお届けします!

 集計期間は9月25日から10月30日まで。この月の東方では何が起きていたのか、何が流行っていたのか? これから来る“東方の手がかり”になるかもしれません。

 

東方我楽多叢誌2023年10月のPVランキング

【1位】

コンパイルハートによる新タイトル『東方スペルカーニバル』発表、2024年春発売予定。『STG』と『タクティクスRPG』が組み合わさったチャレンジ的作品

プレスリリース

 

【2位】
東方智霊奇伝 反則探偵さとり 第五章 星は何故地の底で輝くのか 第七話【東方外來韋編】※配信期限2023年10月30日11:00 

【もくじ】東方智霊奇伝 反則探偵さとり【東方外來韋編】

原作:ZUN 漫画:銀木犀(第1章・第2章)、秋巻ゆう(第3章~)

 

【3位】

カラオケDAMの東方最新情報をお届け!東方カラオケCOUNT DOWN【2023年10月号】

カラオケDAMで配信されている東方アレンジの最新情報と人気曲ランキングをご紹介【2023年10月】

 

【4位】
東方酔蝶華 〜 ロータスイーター達の酔醒 第44話 煙る店には居られるが、睨む店には居られぬ ≪後編≫【月刊コンプエース】※配信期限2023年10月26日11:00 

【もくじ】東方酔蝶華 〜 ロータスイーター達の酔醒【月刊コンプエース】

原作:ZUN 漫画:水炊き

 

【5位】
偽物に恋した魔法使い 第17話 たった1つの本物の魔法【東方外來韋編】※配信期限2023年9月25日11:00 

【もくじ】偽物に恋した魔法使い【東方外來韋編】

原作:東方Project 漫画:芦山

 

【6位】

チルノでもワカル!おえかきのハナシ「誰も教えてくれない模写のコツ」 #チルワカおえかき

イラストレーター粗茶さんのおえかき講座

 

【7位】
東方酔蝶華 〜 ロータスイーター達の酔醒 第45話 明日舐める蜂蜜に今日から水を飲む ≪前編≫【月刊コンプエース】※配信期限2023年10月26日11:00 

【もくじ】東方酔蝶華 〜 ロータスイーター達の酔醒【月刊コンプエース】

原作:ZUN 漫画:水炊き

 

【8位】
東方智霊奇伝 反則探偵さとり 第五章 星は何故地の底で輝くのか 第八話【東方外來韋編】※配信期限2023年11月27日11:00

【もくじ】東方智霊奇伝 反則探偵さとり【東方外來韋編】

原作:ZUN 漫画:銀木犀(第1章・第2章)、秋巻ゆう(第3章~)

 

【9位】

「コンパイルハートからのリリース予定タイトルに東方Project作品」など、今週の東方ニュースまとめ

今週の東方ニュースまとめ

 

【10位】

東方小説投稿サイトの管理人は、界隈黎明期の生き証人だった。東方創想話管理人marvs氏ロングインタビュー(前編)

東方創想話管理人marvs氏ロングインタビュー(前編)

 

 

 今月の栄えある1位の座に輝いた記事は、「コンパイルハートによる新タイトル『東方スペルカーニバル』発表、2024年春発売予定。『STG』と『タクティクスRPG』が組み合わさったチャレンジ的作品」です!

 『東方スペルカーニバル』は株式会社コンパイルハートが手掛ける、『STG』と『タクティクスRPG』が組み合わさった新感覚の弾幕タクティクスRPG。「“符闘祭”という30日間のスペルカード争奪戦に多くのキャラクターたちが参加する」という設定で、バトルとストーリーが交互に展開していく作品です。

 これまでにも数々の東方二次創作ゲームが月間PVランキングにランクインするなど、東方二次創作ゲームに強い注目が寄せられている中での今回の1位。東方二次創作ゲームに対する、ユーザーの関心の高さをうかがい知ることができる結果となりました。

▲今月の11月9日に『東方スペルカーニバル』のティザームービーと公式サイトが公開。11月12日に行われた第十回博麗神社秋季例大祭にも初出展するなど、積極的に活動を展開中です。2024年春に発売予定。

 一方で『東方智霊奇伝』や『東方酔蝶華』、外來韋編WEBからの出張掲載『偽物に恋した魔法使い』といった漫画書籍は、今月も安定してランクイン。

 また、現在月1で連載中のイラストレーター粗茶さんによるおえかき講座「チルノでもワカル!おえかきのハナシ「誰も教えてくれない模写のコツ」 #チルワカおえかき」記事や、カラオケDAMで配信中の東方アレンジ最新情報と人気曲ランキングを定期的に紹介する「東方カラオケCOUNT DOWN powered by DAM【2023年10月号】」記事が共にランクイン。

 ほか、今年で開設20周年を迎えた東方Project二次創作専門のSS投稿サイト『東方創想話とうほうそうそうわ』の管理人に直撃インタビューを行った「東方小説投稿サイトの管理人は、界隈黎明期の生き証人だった。東方創想話管理人marvs氏ロングインタビュー(前編)」記事が10位にランクイン。

 これらの記事をきっかけに、東方キャラの絵を描き始めてみたり、これまで歌ったことがない東方アレンジ曲を歌ってみたり、東方創想話のサイトを訪れてコメントを送ってみたり、そんな”一歩”踏み込んだ東方世界に触れてみてはいかがでしょうか。

 

今月の注目記事をピックアップ!

 今月のピックアップ記事は、今回惜しくもトップ10外にはなったものの高いPV数を獲得した「東方クラブイベントのあそびかた ~新しい音、仲間との出会いの場所~」記事を紹介しようと思います。

東方クラブイベントのあそびかた ~新しい音、仲間との出会いの場所~

東方クラブイベントはこわくない

 この記事を書いていただいたのはDJ歴20年、「Amateras Records」の名義でサークル活動もしているTracyさん。2か月に1回のペースで「nagomix渋谷」というクラブで東方メインクラブイベント「CODE-G」を主催するなど、精力的に活動しています。

 ところでこの記事をいま読んでいる方の中でも、「クラブ=怖い場所」という思いを持っている方は、正直少なくないと思います。確かにひと昔前では、クラブは非常にアンダーグラウンドな場所でした。ですが、この記事でも触れられている通り、最近はコンプライアンス意識の高まりとともにクラブはとてもクリーンな場所へと様変わりしました。それまでのクラブが開かれる時間帯も深夜~早朝にかけての「オールナイトイベント形式」がほとんどで、当然未成年はお断りの空間でしたが、近年は日中〜夕方にかけて行われる「デイイベント形式」が開催されるなど、若い世代でも入場可能なクラブも少しずつ増え始めています。

 さて、「東方クラブイベント」と一口に言っても、東方アレンジ曲しか流れないイベントもあれば、東方をメインにしつつ他ジャンルも流れるイベントや、東方アレンジャーが自身のルーツとなる音楽を共有するイベントなど、その種類はさまざま。ですが「東方アレンジをいっぱい、大音量で聞ける」こと、そして「東方アレンジ好きが集まっている」ことは、どのイベントにも共通します。イベントに来るオーディエンスも、ブースに立つDJも、その横で機材を操るVJも、東方(アレンジ曲)が大好きな参加者たちであることを踏まえると、根っこの部分は即売会と同じなのかもしれません。

「東方クラブイベント」では、それまで自分が知らなかった東方アレンジ曲もそうですし、今まで自分が辿ってきたバックグラウンドとはまったく異なる同好の仲間とたくさん出会うことができます。そしてそれらの出会いの多くは、学校や会社といった普段自分が日常生活を送る上では恐らく接することがなかったであろう“モノ”や”ヒト”の「接点」です。人はそれを「縁」と呼びますが、「縁に連るれば唐の物を食う」という言葉があるように、そういった思いがけない縁がきっかけで、のちの自分自身の人生が大きく左右することもあります。

▲記事内で紹介されている、東方メインクラブイベント「CODE-G」会場のnagomix渋谷。かくいう僕も東方のクラブイベントに初めて参加したのはここで、この場所を通じてたくさんの東方アレンジ曲や東方好きの仲間と出会うことができました。

 ちなみにTracyさん主催の「CODE-G @ nagomix」は今年でついに5年目に突入。今月の11月25日には5周年を記念したイベントがスペシャル開催されます。

 最初はちょっとだけ怖いかもしれませんが、ほんの少し勇気を出して「東方クラブイベント」という新世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。 

 今後もより、新しい東方ファンが増えるよう、東方我楽多叢誌も更新を続けてまいります!