東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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リポート
2026/06/01

アレンジ衣装で表現する、幻想郷の形『東方華装展2026』レポート

『東方華装展2026』レポート

5月5日から6日にかけて、東京都・シアター1010にて東方Project自作衣装の展示イベント『東方華装展2026』が開催されました。

新たな企画で進化を遂げる『東方華装展2026』新企画を一挙紹介

25組のクリエイターによる総勢40着の衣装に加え、コラボレーションやワークショップといった企画も新たに実施。

2日間で400人を上回る来場者数を記録するなど、昨年以上の活況を見せました。

今年はどのような衣装が展示されていたのか。会場の様子をお送りします。

取材・文/紡
写真/るぅく

 

華やかなアレンジ衣装の数々

会場入り口では霊夢、魔理沙の主人公コンビがお出迎え。
魔理沙の衣装は金の差し色が黒地に映えていました。
(作者 :なを。/雛)

アクセサリーの輝きが煌めく咲夜のエプロンドレス。パーフェクトメイドの風格が漂う一着。
(作者:ゴーマの森)

幽々子と紫はフリルやリボンの装飾に目を惹かれます。どことなくお揃いコーデの趣も感じられます。
(作者:京ささら)

羽のアレンジが特徴的な封獣ぬえ。光沢のあるラバー生地も相まってサイバーパンクな装いとなっています。
(作者:ボルボ)

会場にはベビー服やドールの姿も。
(作者:きなつ/そうび/京ささら)

 

二次元を三次元へ。イラストレーターコラボ

イラストレーターがデザインしたアレンジ衣装をコスプレイヤーが再現制作したコラボ企画。各4組によるコラボ展示が展示されました。

煌びやかなマントを身に着けた魔理沙。三角帽子に黒マントの出で立ちが魔法使いらしさを際立たせています。
(イラストレーター:森守スルメ/衣装制作:ちぃ太)

こころのトレードマークである表情の模様が刺繍であしらわれたスカート。よく見るとフリルにも模様が入っています。
(イラストレーター:花睡ささみ/衣装制作:塩こをろ)

中華風な佇まいの四季映姫。大胆なアレンジの中にも原作のエッセンスが盛り込まれています。
(イラストレーター:全立/衣装制作:まりも)

紫を包む紫色のドレス。円状に広がる裾が目を惹きます。
(イラストレーター:maka/衣装制作:ゴーマの森)

展示資料には衣装制作に用いられた図案イラストも。

 

色合いまでも忠実に再現。東方LostWord衣装コラボ

『東方Project』を原作とした公認二次創作スマホRPG「東方LostWord」による協賛企画として、華装展メンバーによって再現制作された「白貌の無為 古明地こいし」「ハンター狩りの吸血鬼 フランドール・スカーレット」のアレンジ衣装が展示されました。

色のコントラストが美しいこいしの衣装。裾や帽子の裏地に広がるグラデーションの色合いも、イラストから見事に再現されています。

威厳を感じさせるマントや武器も揃って展示されているフランドール。

 

「創る」体験。ワークショップ企画

東方華装展2026ではZUN帽や天狗の兜巾ときん、コスプレアイメイクなどのワークショップも開かれていました。

ワークショップでは出展メンバーが講師となり、丁寧にレクチャーする様子も。ここから将来の創作者が出てくるかもしれませんね。

ZUN帽制作ワークショップ講師 浅葱ひまりさんからのコメント

この度「自分だけのオリジナルZUN帽制作ワークショップ」の講師を担当いたしました、浅葱ひまりです。
本ワークショップでは、ZUN帽子とリボンを組み合わせ、自分だけのオリジナルZUN帽を制作していただきました。

当日は半数以上が親子連れの参加者となり、終始和やかで賑やかな雰囲気の中で進行しました。
まずはZUN帽制作の工程を体験していただき、円形の生地にゴム紐を通して、“あのZUN帽”の形へと変化していく瞬間を楽しんでいただきました。

リボン制作では、約20種類の生地の中から好きな色や柄を選んでいただき、レースなどの装飾を加えて可愛くデコレーション。
推しキャラクターをイメージしたデザインや、ロリータ風に可愛らしくまとめたもの、さらにはリボンだけでなく帽子全体を華やかに装飾した作品もあり、一人ひとりの自由な発想とセンスが光る素敵なZUN帽たちが完成しました。

参加者の皆様に、ものづくりの楽しさや面白さに触れていただきながら、作りたいイメージを形にするお手伝いができたことを、心より嬉しく思っております。
今回のワークショップが、これから新しく創作活動を始めようと思っている方や、“作る楽しさ”に出会うきっかけになっていれば幸いです。

浅葱ひまり

 

進化を続ける華装展

クリエイターの数だけアレンジの解釈があり、それらが一堂に会した『東方華装展2026』は、これ以上なく東方らしい展示なのかもしれません。

各コラボやワークショップなど、昨年以上に展示としての幅の広がりを感じさせる内容でした。

 

東方華装展2026

https://touhou-kasouten.com/2026

アレンジ衣装で表現する、幻想郷の形『東方華装展2026』レポート おわり