東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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2020/12/17

【全2回】馬主、投資家、同人作家――自身の馬に“東方ネーム”をつける人物「五月」とはいったい何者なのか?

 今年で25年目を迎える東方Project。その長きにわたる歴史は、さまざまな人の、創作の「はじまり」を見つめてきた。この人、その人も、実はあんな人も? その創作の最初に、実は「東方」が関わっていたりする。
 東方我楽多叢誌では今後、【シリーズ:東方からはじめた人たち。】として、現在さまざまな世界で活躍している、そのはじまりに「東方」が関わっている人― 東方からはじめた人たち ―に、その始まりの話や、今の活動について伺ってみることにした。

 

 皆さんは「五月ごがつさん」という人をご存知だろうか。

 投資に興味がある人は著名な個人投資家として、その名を知っているかもしれない。ある人は『WORLD END ECONOMiCA』(以下、WEE)のアニメ化プロジェクトの仕掛人として名前を見たことがある人もいるだろう。(東方界隈的には、元々WEEは「岸田教団&THE明星ロケッツ」が主題歌を担当している作品で、今回のプロジェクトでも応援ソングを描き下ろしている……と言う話もあったりする)

 そして、最近ツイッターで散見される、明らかに東方テイストの名前を冠した競走馬。五月さんは、この競走馬たちにも実は関係がある。

 この馬たちは”ハクレイファーム”という、五月さんが経営する牧場に所属する競走馬たちなのだ。直近では「インペリシャブル」が黒潮杯で勝利するなど、(競馬は門外漢の筆者からでも)一定の存在感を見せているように見える。

 さらにさらに、五月さんは、過去に東方二次創作同人誌も作っていた『東方マネー』『東方粉飾劇』『うちの社長がダメなんです!』などの“東方×株”の同人誌を発行したり、ニコニコ動画上では株式市場を題材にした人気動画「クソ株ランキング」などを投稿していた。

 馬主、投資家、同人作家――さまざまな顔を見せる五月さんだが、中でもとりわけ「東方Project」に対する思い入れがあることを感じざるをえない。だが、その理由が明らかにされている媒体は意外にも見つからなかった。そこで、我々は五月さんと東方Projectの関わりを明らかにするため、都内某所へ向かった――。

文/ゲン
聞き手/斎藤大地・西河紅葉
編集/鈴木梢・西河紅葉

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