東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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コラム
2024/12/03

推しアクスタを持って街へ出よう! ~東方推しアクスタのセカイ~

東方推しアクスタのセカイ

 早速ですが、皆様「推しのアクスタ」って持ってますか? あ、やっぱり持ってる? 良いですねぇ~。 

 アクスタに限らずアクキーでも良いですよ? あ、家に飾ってる? いいじゃないですか! 鞄にもつけてる? 最高じゃないですか。無くさないように気を付けてくださいね! 本当に凹むので。

 申し訳ございません、興奮して自己紹介が遅れました。こんにちは、鉄骨屋と申します。普段は東方を中心に社会人二次創作おじさんとして同人活動をしております。

 話を戻しますと、アクリルスタンドこと通称「アクスタ」というアイテムを皆様ご存知かと思います。

 一昔前まではあまり見かけませんでしたが、最近では同人グッズとして見かけることも多くなってきました。実際にお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 私の場合は特に、最推しである「リグル・ナイトバグ」のアクスタを幾つか持っています。

かわいい~~~最高~~~~

 推しアクスタは家で飾ってみるのも「悦」「極」「雅」ですが、もし「推しアクスタ」を飾るだけではなく、「推しアクスタと一緒にお出かけ」をすると、どうなると思います……?

 「推し」と「お出かけ」ですよ……?

 結論、最高です。

 今回はアクスタと共に街へ繰り出すと、何だか世界が一気に楽しくなる。

 そんな私が普段からやっている「東方推しアクスタ」とお出かけする楽しさをお伝えしたくて、今回記事にしてみました。ぜひ、宜しくお願いします。

文・写真/鉄骨屋
編集/土露団子

 

推しアクスタを持ち歩くための準備編

 アクスタを持ち歩くうえで、一番気を付けないといけないことがあります。それは、持ち歩く際にアクスタを破損させないということです。

 近年だと「某良い感じの無印の品」を売っているお店や、「だいたい百円の品を売っているお店」に持ち運び専用のアクスタケースが売られています。

 種類は持ち歩きやすいシンプルな手帳型、外から入れているアクスタが見えるポーチ型、ファイル型、クリアケース型など様々。価格帯も数百円~数千円と幅広いので、自分に合ったものが見つけてみてください。

 ちなみに私は専用のケースは購入しておらず、蛍をイメージした手ぬぐいでリグルさんたちを巻き、左のポーチに入れて小説と一緒に持ち歩いています。

こんな感じ
こうすることで鞄の中で折れ曲がることを防いでいます。

 この持ち運び方をしてきて今まで不便や不安を感じたことはありませんが、推しのアクスタは大切なものなので、不安に感じる方は専用のケースを買った方がいいかもしれません。

 さて、準備が出来たら早速出かけましょう!!!

 

いざ街へ! 出発編

朝 10:30~

 私は休日の朝に遅く起きて散歩するのが好きです。特に同人誌の締め切りがないときは、昼過ぎまでお散歩をするのもしばしば。(締め切りがあるときにも現実逃避としてやりますけどね)

 もちろん、一人で散歩するのもいいですが……

\コンチャス!/

 こうして写真を撮ると、「休日の朝。リグルさんとお散歩してるときに、なんとなく幸せを噛みしめながらカメラを向けるとダブルピースをしてくれたご機嫌なリグル・ナイトバグ」にみえますよね?!

 そうなんです。推しのアクスタを持って外に出かけると、自分と推しとの思い出が増えるんです!

 他にも朝ご飯のパンを公園で食べる前に一緒に写すと……

「朝ご飯のパンを食べたそうにしてるかわいいリグルさん」になります。

 ……

 ……

 BIGLOVE_____

 

 この後、少し歩いてコーヒー牛乳も飲みました。かわいいね。

 

昼 14:00~

 外をお散歩していると、あっという間にいい時間になりました。丁度お腹もすいたので雰囲気の良さそうな喫茶店に入店。

 リグルさんはホットケーキが食べたかったようですが、お昼ご飯にはならないので、メニュー表の中で一番強そうなもの注文しました。

 ルックスがだいぶ強い。五面ボスかEX道中の中ボスぐらいの貫禄を感じる。もしくは東方妖々夢の六面道中の魂魄妖夢。

 私は美味しい食べ物に対して感じた「あ、美味しそう!!!」という幸福の瞬間火力を残しておきたいので写真を撮るのですが、こういった時にも推しアクスタがあると、自分だけの思い出だけではなく、「自分と推し」というストーリー性を感じる写真を撮ることができます

 ちなみに味も見た目だけではなく、しっかり五面ボスの貫禄がありました。

かわいい~~~~~

 

夕方 16:00~

 リグルさんと共に家を出てから数時間が経過しました。よくあります。

 この日は少し蒸し暑く、雨が降ったりやんだりで天候のよろしくなかったのですが……

 リグルさんと一緒なら楽しい!

 本来ならお散歩に不向きな気候と天候でも、偶然みつけた水路に沿って伸びる路地に……

 入っちゃう!(路地の先は舗装されてない雑木林でした。靴を履いてたら突き進んでいたかも)

 推しアクスタと一緒にいると「一人ではない」という意識があるので、自分を行動的にしてくれます。

 そうしてお散歩をしていると、またもや雰囲気が良さそうな喫茶店があったので小休憩。

 私がここで頼んだのはベイクドチーズケーキとコーヒーのセット!

 質実剛健なケーキセット。これにもリグルさんはニッコリ!(ちなみにリグルさんはアイスオーレと硬めのプリンを食べていました)

 こんな感じで喫茶店にてリグルさんと語らったり、小説を読んだりしているとあっという間に夕方が近づいてきたので、この日のお散歩は終わりになりました。

 

一日を終えて

 皆様、「推しのアクスタとの一日」はどうでしたか?

 アクスタは耐久面にやや不安はあるものの(今まで破損したことはありませんが)軽量で持ち運びもしやすく、大きさによっては取り出しやすいので、推し活としてはだいぶハードルが低いと思います。

 私が個人的に好きなのは推しのアクスタと一緒に出掛け、外で撮った写真を見返したときに思い出を振り返ることができることです。

 高知の桂浜に行ったり、

 夏にはキャンプにも行って、

 京都の下鴨神社にお参りしたことも。

 綺麗に推しを撮るための方法や、どうしたら日常に溶け込んだ愛おしい方(推し)撮るのかを考えるのも結構楽しいです。

 まだ推しのアクスタとお出掛けをしたことのない方は是非とも一度、一緒にお出掛けをしてみてください。 推しと一緒に見る世界の風景は、きっと新しいものになると思います。

 

皆様いかがだったでしょうか?

 それにしてもアクスタって本当に良いですよね! 一層のこと、私もアクスタになりたいなぁ~~~~!!!!

????「お前の苦労をずって見ていたぞ。お前も遂にアクスタになれる日が来た」

え!? アクスタになれるの!? というか貴方は!?

アクスタ神「アクスタ神だ」

アクスタ神「俺だけはお前をアクスタにすることが出来る。散々苦しんだんだ、もうアクスタになれ」

アクスタになって良いんですか!?

アクスタ神「あぁ、アクスタになりたいと祈れ」

はい!

(アクスタになりたい、アクスタになりたい、アクスタになりたい……)

(アクスタになりたい!!!)

……

 

 

 

こうしてこの世に、新たなアクスタが生まれた。

 

推しアクスタを持って街へ出よう! ~東方推しアクスタのセカイ~ おわり