「来た人みんなを笑顔にする」 1年のブランクを経て開催されたFloweringNight2011・2012。そして復活する「2020」と、「未来のフラワリ」
「FloweringNight」座談会【第5回】
2010年は「一回休み」
hellnian:
今でもふと思い出すけど、何で2010ってFloweringNightなかったんだっけ? もうやらなくていいかってなったんだっけ?
どぶウサギ:
とりあえず、疲れたんだよね。
――普通、幕張メッセイベントホールでライブをやったら疲れますよね。
どぶウサギ:
FloweringNightは毎年、何かしら新しいことに挑戦するって決めてたんです。でもここまでいっちゃうと、これ以上大きくするのは無理だし、どうしようかなと。
2009を開催する時点で「次は2日間開催か」みたいなことを言ってたんです。FloweringNightに出たいっていう声を、いろんなサークルから沢山もらっていたんです。でも時間の関係上、2009ではどうしても5バンドか6バンドが限界だった。だから、次やるなら2日間開催にして、もっと新しい人に出演してもらうのもいいなとは思ったんだけども………。2010はちょっとお休みさせてもらって。
hellnian:
2009のときいっぱい出たいっていう人はいたんだよね。ただ、もう会場の規模が大きすぎて、初めて出るライブがこれでいいのかっていう、そんな話もあったと思う。下手すれば、トラウマになりかねないですよ。もちろんファンは盛り上がってくれるとは思うんですけどね。
「FloweringNight2011」開催。そこには丸々2年分の思いが溢れていた
――ものすごい奔流の中でいろんなことが起きた2009があり、真っ白に燃え尽きてしまった訳ですね。お休みした2010から1年経ち、「FloweringNight2011」が開催されますが、これはどういう状況だったんですか?
どぶウサギ:
結局、スタッフの再編等があったんです。増やしたり、減ったり、いろいろあって。それで2日間開催にして。会場は新木場STUDIO COASTで、2500ぐらい入るのかな?それを2日間やれば、合わせて5000だから、規模的に小っちゃくなったわけではないなと。
hellnian:
(2011ラインナップを見ながら)C-CLAYSと石鹸屋を入れ替えれば、漢字の日と英語の日にできたのに。
どぶウサギ:
そうだね(笑)。
――ファン側の気持ちでいうと、1年待ってようやくっていう感じで、すごい嬉しかったです。このインタビューがあったので、当時のものがまだ残ってないか探していたら、チケットが出てきました。くしゃくしゃなのですが。
どぶウサギ:
素晴らしい。
――このときのスタッフは、半分以上は新しい人たちだったんでしょうか?
どぶウサギ:
2009年のときに、いろんな人に無理をさせちゃったので、「またやりたい」っていう人に集まってもらって、再編というか、改編ですね。このとき、君の美術館【※】のfanfan.さんが、独自に東方ライブとかやってて詳しかったから、ちょっとアドバイザー的なまとめ役をやってもらったのかな。これやりたい、あれやりたいっていうアイデアを、いっぱい持ってました。やっぱりそういうのがあると嬉しいよね。
※君の美術館:2007年に結成された同人音楽サークル。代表(支配人)はfanfan.氏。音楽に加え、語りのトラックや手の込んだブックレットなどで、一貫した世界観と物語を構築する作品をリリース。2010年当時は「東方キネマ倶楽部」「Seven Color Army」などのイベントを主催していた。
――この出演者の面々は、2009の頃から出たいという声を挙げていた人たちですか?
どぶウサギ:
そうです。A-Oneさんとかにも出てほしかったんですけど。しゃべりが面白かったので、2012にMCで出てもらいました。Sound CYCLONEとか、もっと前から、2008ぐらいから出たいって言ってて。このときにようやく一緒にできて、お待たせしました感がありましたね。
――その中に回路-kairo-【※】が出てきたのは、当時すごく驚いた記憶があります。まだ回路はこの時、アルバムが1枚か2枚しか出てない、みんなあまり知らなかった時期で。2011はネットでライブ配信したんですよね。その配信でみんな回路の演奏を聞いて、こんなサークルがいるのか!って驚いて。
どぶウサギ:
回路、いいよね。
※回路-kairo-:2014年まで活動していた同人サークル、“セカイ系ロックバンド”。現在は、Vocalの556tは「相良心」としてフリーで活動。Guitarの毛蟹は、LIVE LAB.所属の作曲・作詞家として、ゲーム「Fate/Grand Order」作中BGM、TVアニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」EDテーマの作詞・作曲などを担当している。
――2011年から、FloweringNightが「登竜門」になったんだなと感じています。2009までのみんなの憧れがそこに蓄積されて、丸々2年待ったことでよりボルテージが貯まって「FloweringNightに出られる」ことへの喜びが溢れているというか。2009年の秋頃、FloweringNightが休みの時期にデビューしたサークル、豚乙女のランコさんがステージ上で少し涙ぐんでしまう瞬間があったりして。
どぶウサギ:
2010年は、君の美術館のライブとかに行ったり、豚乙女のライブに行ったりとか、放出するよりは吸収する1年だったのかな。今、お話を聞いていて思い出しましたね。 2009でやりきった感があったから、2011はどうするかっていうのを考えていて。新しい意見とか新しい視点を持った人に、いろいろやってもらうのがいいかなっていうのがありました。
――聞く限り、2011は「ライブ」になったのかなという印象です。2009までのお話を伺うと、ライブというより同人イベントの話を聞いているようでした。hellnianさんの感想も、2008まではイベントをやっていたのに、2009からはライブをしている、っていう感想に聞こえたんですよね。
hellnian:
2011はそれがより顕著に出ましたね。あ、ライブハウスだわ。今日はブッキングだなみたいな。他のサークルさんはここで、自分たちはここでみたいな感じになりつつ。
どぶウサギ:
人数が増えたしね。
hellnian:
別にそれが嫌だどうこうではなくて、本当にライブのイベントに出たなっていう。いろんなサークルさんと一緒に出たから。当時、俺はSound CYCLONEさんとかSilver Forestさんとあんまり接点がなかった頃で、いっぱいいるな……すごい人がいっぱいいる……と。コーラス隊と演奏隊で、すげぇ、超大所帯だ…と思いながら見てました。
「FloweringNight2012」に石鹸屋が出なかった理由
――そして翌年、2012の話をさせて下さい。このライブ、お台場のZepp DiverCityが出来て間もない頃に開催されたんですよね。内装がとても綺麗だったのを覚えてます。
どぶウサギ:
そうそう、そうでしたね。 このときにCOOL&CREATEも石鹸屋も出てないんですよね。諸事情により。
hellnian:
諸事情によりね。
――この辺りでさらにメンバー変更というか、カラーが変わって、イベントの体制も変わったということでしょうか。
どぶウサギ:
自分は出てほしかったんですけど、何かね。自分は出てほしかったんだけど(笑)。
hellnian:
語る? 語るか?(笑)
――話していただけるなら、是非。
hellnian:
2012は、俺とまりおさんとで話をしたんです。まりおさんも俺らも、2009以降、お互い運営との関わり方や距離感が、めちゃくちゃになってたんですよね。2011の時のスタッフの再編も含めて、FloweringNightを実行する人たちのメンツが、変わったなっていう印象もあったので。 俺らも俺らで「いつまでも俺らがいても、出演者としてどうなんだろうな」って思い始めていたところがあったんですよ。それで、まりおさんと「俺らはもう出なくていいんじゃないか。出たい人たちがもっといっぱいいるし」って相談して。
どぶさんにその話を持っていったんです。腹を割っていろいろ話をしたんですよ。俺らはこう思っている、どぶさんはこう思っている、って、それぞれに。そのとき、どぶさんに言われた「何もしてくれなくなったじゃん」ってのを覚えてるんですよ。俺らも俺らで、自分たちから距離を取ってしまったなというのは感じていて。
どぶウサギ:
昔はhellnianに直で話してたんだけど、hellnianが忙しくなっちゃうので、間に石鹸屋の連絡係の人が入ったんですね。直接話ができないのに、逆に自分が「距離取られてる」って言われても「それはこっちのセリフだよ!」みたいな気持ちではあったね(笑)。
hellnian:
要は、石鹸屋は石鹸屋としての活動が出来始めてたんですよね。COOL&CREATEもCOOL&CREATEで。普通に石鹸屋としてイベントをやっていて、俺があっぷあっぷになってたのもあったし、スタッフがちゃんと入ってきたがゆえに、俺もちゃんとしなきゃいけないって思っていたのもあったから。イベントだけじゃなくて、サークルもそれぞれの再編があった。まりおさんたちもツアーや何やら、自分たちの活動の中で動き始めていたときだったし。
どぶウサギ:
COOL&CREATEから、myu314さんが一時離脱してた時だよね?
hellnian:
あのときは結構突然で。まりおさんもまいってて、いろいろやらなきゃってなっていた。
どぶウサギ:
だから、サークル側で大変だったから、出れないっていう流れです。
――お聞きする限り、2009年が東方で一括りにできた境目の年だったような印象を受けます。幕張メッセに行かず「Zeppを挟めば順当だ」っていう話がありましたけど、でも、Zeppを挟んだらイベントではなくライブになっていたのかもしれないですね。Zeppを挟まずに幕張メッセで限界まで行き、整理が必要になって、その結果実現したのが2011・2012なんだろうなと。
hellnian:
そうですね。2011は正直な話、ライブ、音楽サークル、バンドっていう見え方が、より色濃く出てたなっていうイメージはあります。
「来た人みんなを笑顔にする」
どぶウサギ:
でも、俺はやってること変わってないんですよ(笑)。
一つ、ぶれないようにしてるものがあって。スタッフに毎回見せてるやつなんです。内部資料の、ここに書いてあるんですけども。
――おお、すごい。これはいいですね。素晴らしいです。
どぶウサギ:
何か迷ったときに、判断に迷ったときは、それを見て判断してほしいと。なので、イベントの趣旨も理念も変わってないんです。ただ、外側から見ると、洗練された感じはしたのかもしれないですね、やっぱり。
――まさに2011、2012は洗練されていったように見えます。
どぶウサギ:
結局、いろいろクオリティーを上げすぎると、商業っぽく見えてしまうんですよね。デザイナーさんも毎年変わったり、すごいスタイリッシュで今風というか。デザインの力ってすごいんですよ。
――こういうライブになって、2012年である意味完成された。チケットと一緒にCDが付いてきて、ブックレットが付いてきた、2012年のこのスタイルは本当に洗練されています。
hellnian:
特典がめっちゃ豪華でしたね。
――それぞれの出演者の曲が1曲ずつ入ったCDがついていて、これでライブの予習をしてきてねっていう。大変洗練されてますよね。プロでもこんなことやらない。
hellnian:
2DAYSのフェスでも、こんなに特典付かないですね。
どぶウサギ:
しかも、チケットがはけてないのに全数作っちゃったので、めっちゃ余ったんですよ(笑)。
hellnian:
でも、イベントのときには作らないとだしね(笑)。
――2009ですごく大きくなった体制が、入れ替わりして、分業が進んでいったんですね。
どぶウサギ:
それは狙った部分もあって、自分がいなくなっても、最悪いきなり事故って死んじゃっても、ちゃんとできるようにっていう保険みたいな感じで。 やっぱりこれだけ大きくなると、自分1人でいろんな人に迷惑かけちゃうので、そうならないようにチームでちゃんと回るように考えていました。でも、そうすることで同人っぽさがちょっと薄まっちゃったのは一つあったのかなと。
とはいえ、イベント自体はむちゃくちゃ盛り上がりました。
――私の友人に、それまで東方アレンジはCDで聞くものだと思ってたのが、当時は全く興味のなかったライブに誘われて、それがFloweringNight2012で。完全に虜になってしまった、というヤツがいます。今では都内で東方のライブやクラブイベントがあるたびに、毎週関東の奥地から車を飛ばす男になってしまいました。
どぶウサギ:
「東方を知らない」とか「音楽に興味はない」っていう人でも、友達に誘われて何も知らずに来た人でも、絶対に楽しめるようにするっていうのは、作ってる側として、すごい気を付けてはいました。
来た人みんなを笑顔にするっていうのは、そういうことで。東方好きじゃない人でも、楽しめるようにしたいと思ってましたね。
――2011・2012ですごく整理されて、すごく上手くいって、今後も続けていけたであろうFloweringNightですが、どぶウサギさん自身は2012で一旦手を引いておられます。
どぶウサギ:
自分はそれ以降は関わってないですね。
――分業が完成して、どぶさんなしでも回るなと思われた?
どぶウサギ:
そうですね。回るでしょうと思いました。2013は実際開催もされたんですけども、自分自身は2013は休むつもりでした。そこで他の人ができるんだったら、それでいいかと思ってやめちゃったんですよね。ここまでやったら満足っていう思いがあったんですよ。
――同人で立ち上げて、これだけ長く続けて、ポンポンと大きくなって、組織体制まで含めて、ある種の完成を見た。FloweringNightとして次にやること、やりたいことが、どぶウサギさんの中には無くなってしまったと。
どぶウサギ:
そうですね。やりたいことがなくなっちゃったんですよ。
だから、次の後任の人へバトンタッチしてやめたつもりではあったんですけど、自分は。 2013以降は、開催されなかったですね。
「FloweringNight2020」と、これから現れる「未来のフラワリ」
――そんな流れがあった中で、今年にこの名前が再び出てくること。そしてそれに対して「行きたかったFloweringNight」「あのときすごく好きだったFloweringNight」と、みんなの気持ちがTwitterで発露しています。 FloweringNight2020にどぶウサギさんは関わられていないとのことですが、この名前についてはどうお感じですか。
【ライブ生放送URL公開!】
FloweringNight2020は川崎クラブチッタから無観客生放送ライブを配信致します。
閲覧無料です!
是非おうちで幽雅に咲かせましょう。7月4日(土)15:30〜
?YouTubehttps://t.co/lM5NHHEu4P
?ニコニコ動画https://t.co/5IE8EVpSVE#フラワリ2020— FloweringNight2020 (@floweringnigh20) June 27, 2020
どぶウサギ:
結局、みんなで作ってるという意味合いが大きいので、「FloweringNight」って名前は自分の私物ではないんですよ。ずっと昔から言ってるんですけど、変わっていくことに問題はないです。今回は、代わりに主宰をやるという人が居たので。どんどんそうやって、面白いのものをやっていってくれればいいなと思ってます。
イベントってみんなで作り上げるものだから、それこそ、本当に参加してくれる参加者の全員が作るんだよっていう意識は持ってます。
――同人イベントの精神ですよね。来る人間も含めて、同人イベントを作る人である。
どぶウサギ:
そうですね。やってみればすごい楽しいと思うんです。どうなるか分かんないし、見たことのない新しい何かを見られるかもしれない。
――出演者として出る、石鹸屋としてはどうですか?
hellnian:
やることとしては単純に、呼ばれたライブで全力でライブをするということだけです! いっそのこと録音頼むわぐらいに言われたほうが、もしかしたらちょっと気持ちが楽だったかもしれない。来た来た、FloweringNightだわ~みたいな。無茶振りがね(笑)。
どぶウサギ:
無茶振りね(笑)。FloweringNightは、基本は無茶振りだから。できないことをやらせるっていう。
――その言葉は本当にしみますね。「イベントをやる」というのは、やれないことをやるものなんですよね。イベントそのものは、あくまでそのきっかけでしかない。
どぶウサギ:
もちろん、客観的に見て、この人はできるなっていうのを、ちゃんと見極めてお願いするんです。本人からしたら「いきなりこんなこと頼まれたんだけど!?」みたいになってるけど、絶対に適正があるし、上手くやるんですよ。主宰はどれだけ面の皮が厚くなれるかっていう部分もありますね(笑)。
hellnian:
俺らはバンド畑ですけど、ありがたいことに最近はバンドのサークルさんがすごい増えていて。いろんな人たちがお互いにイベントを興して、仲間を呼んで、ライブをやって、っていうのを繰り返してるんですよ(取材は2019年10月)。 そういうイベントに顔を出すようになったんですけど、みんなめちゃくちゃ元気いいんですよ。そういうのを見てると、昔のカオスだったフラワリを思い出せるなと。本当はああいう子たちがやっているものがこれから、未来のフラワリになっていくのかもしれない。
――同人らしさの瞬間を今日聞いたなと思いました。
hellnian:
サークル仲間、同人仲間を大切にしてほしいですね。なんだか変な付き合いが長い友達だな、みたいな気持ちで。とにかく大切にしてほしい。
どぶウサギ:
え、でもこの前、遊びに誘ったのに来なかったじゃん。
hellnian:
そういうのやめてよ! あんときは俺だって行きたかったよ! 本当に申し訳ない。超行きたかった。また行こう!
どぶウサギ:
この前は誘ったのが急だったからね、ごめんね(笑)。
hellnian:
でも、またそういうふうに一緒に飯食って、みんなで酒飲もうぜとか、そのぐらいの付き合いの人から始まったものを、みんながどんどんやっていけばいいんじゃないかな。
それこそFloweringNight。どぶさんのものではなくて、いろんなイベントがFloweringNightになれるだろうっていう。
――今、東方にまた若い世代が入ってきていて、上昇傾向に来ています。FloweringNightのような形ではないにしろ、何かすごく大きなことであるとか、面白いことがあるかもしれない。そんなことをやりたい!っていう若い世代があらわれたら、どう話しますか?
どぶウサギ:
やってやれ!
使い古された言葉ではあるんですけども、失敗を恐れちゃ駄目ですね。失敗しないと人間って成長しにくいので。新しいことをどんどんやって、面白いことをどんどん見つけていくのがいいと思います。若い世代がいろいろそういうことをやってくれると嬉しいなっていう、おじいちゃんの気持ちですね。
――東方で何かをするものとして背筋が伸びましたし、大変面白いインタビューにもなりました。お二人共、本当にありがとうございました。
(了)
「FloweringNight」がなぜここまでみんなの記憶に残っているのか。それは、東方に出会った最初の感動があって、誰かの青春があって、面白ければ何でもいいの精神があって、あの大舞台への憧れがあって………「集まった東方好きに笑顔の花を咲かせ」たこと、FloweringNightは「楽しいしかなかった」から。だからこそ、その輝きをみんな胸に刻んでいるのかもしれません。そんなことを改めて感じるインタビューでした。
みんなの「遊び」を成立させるために、裏にはたくさんの”大変”がありつつも、「それでも楽しいしかない」んだと、笑顔で語るどぶウサギさんがとても印象に残っています。
一夜限りの復活、”無観客配信ライブ”という新しい形で帰ってきた「FloweringNight2020」を楽しみに待ちつつ、これから現れる「未来のフラワリ」にも、大いに注目していきたいと思います。
「来た人みんなを笑顔にする」 1年のブランクを経て開催されたFloweringNight2011・2012。そして復活する「2020」と、「未来のフラワリ」 おわり