東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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2024/11/20

記念すべき20回目の節目に!2024年・第20回東方紅楼夢フォトレポート&代表・島村氏メールインタビュー

2024年第20回東方紅楼夢フォトレポート

2024年10月6日(日)に大阪で開催された「東方紅楼夢」。今年で20回目を迎える、関西圏最大級の東方イベントです。

「まだ参加したことない!」「関西は遠くてなかなか……」そんなみなさんのために、現地の様子をフォトレポートでご紹介します! 記事の最後には、イベント開催後に行った東方紅楼夢代表・島村さんへのメールインタビューを掲載しています。ぜひ最後までお読みください。

第20回東方紅楼夢フォトレポート

 

参加サークルにミニインタビュー!

大阪大学東方アレンジ研究会 様

Q.紅楼夢に参加された理由は?
A.やはり地元から近いこと。自分たちのサークルのように、こちら(関西)に住んでいる学生にとっては参加のハードルが下がっていると感じる。

ドーナツ修復所 様

Q.紅楼夢に初参加とのことですが、参加のきっかけは?
A.先輩のすすめで参加することを決めた。

Q.紅楼夢に参加してどうでしたか?
A.(参加して)良かった。色んな人たちが周囲で好きなものを表現し、飾っている様子を見るだけでも楽しい。

 

東方紅楼夢主催・島村さんメールインタビュー

――記念となる20回目の開催、本当にお疲れさまでした。今回のイベントの印象はいかがでしたか。

島村:
 最近はやはり若い人が増えていることと、外国の方も増えている印象があります。サークルの方についても、学割で多くの学生の方が申請されていますし、来場者向けアンケートでは「今回の紅楼夢が初参加」という回答が最多です。幅広い年齢の方に参加いただいていて、うれしく思います。

――これまでの開催で一番印象に残っていること(辛かったこと、良かったことでそれぞれ一つ)を教えて下さい。

島村:
 辛かったことは、2021年のコロナ禍によって、開催直前で会場が使えなくなったことですかね。リカバリーといいますか、いろいろな方にご協力を頂いて何とか開催にこぎつけました。その際は、ありがとうございました。
 良かったことは、参加者の皆さんから感謝や楽しかったという感想を頂いた時です。直近も秋季例大祭でスペースまでお越し頂いて、感想を頂きました。ありがとうございます。

――紅楼夢といえば充実したケータリング屋台ですが、あのこだわりにはなにか理由があるのでしょうか?(食にこだわりのあるスタッフがおられたり……)

島村:
 特にはないんですけど、(2回目会場の)みやこめっせでのスタッフ弁当が特殊だったので、そこから食べるものはこだわってるような気がします。(みやこめっせの今はなきレストランの仕出し弁当には、刺身やお吸い物ポットもありました)
 ただ、過去に臭いと煙でご迷惑をおかけしたことがあるので、内容は吟味してます。

――関西を代表する大型東方イベントとなった紅楼夢ではありますが、今後も開催は継続されていくのでしょうか。

島村:
 はい、皆さんと楽しめる限りは開催させていただくつもりです。今年は遠野でも開催しましたが……そっちもいつかは再度やりたいですね。

――今後の東方紅楼夢で新しくやっていきたいこと、これは変えずにずっと続けたいこと、それぞれ教えて下さい。

島村:
 昔ながらの同人誌即売会、という形式は変えないかなと思っています。ちょこちょこ企画ブース・企業ブースはあると思いますけど、主体は「サークル参加者と一般参加者の交流の場を設けること」と考えているためです。
 新しくしたいことは、当日は今のところは思いつかないですね。何かやってほしいこと、ありませんか?

――最後に、今回の紅楼夢にこられた参加者の皆さんに向けてと、まだ東方紅楼夢に参加したいことがない人に向けてメッセージをお願いします。

島村:
 今回も多くの参加者の方にご参加いただき、ありがとうございました。楽しく当日を過ごしていただいていたなら幸いです。関西開催ということで、遠方参加者にとってはハードルが高いかと思いますが、観光がてらにご参加頂けるとよいのかなと思っています。地方ならではの雰囲気もあると思いますので、ぜひご参加をお待ちしております。

▲関係者の打ち上げでは、スタッフからサプライズケーキが島村代表に贈られた。(写真提供:東方紅楼夢スタッフ)

 

いかがでしたか? 来年の東方紅楼夢開催日は2025年10月12日(日)です。今年は参加できなかった方も、まだ気が早いかもしれませんが、日程を調整してぜひ来年は参加してみてはいかがでしょうか。

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