東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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2023/04/18

【速報】新作発表!!東方Project第19弾『東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.』5月7日開催、第二十回博麗神社例大祭にて体験版頒布。Steamでのダウンロード頒布も

『東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.』5月7日博麗神社例大祭にて体験版頒布。Steamでのダウンロード頒布も実施

4月18日12時50分、Twitterより待望の東方Project新作『東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.』が発表されました!

東方Project原作者、ZUNさんのツイッターで初報が公開され、詳細情報が東方よもやまニュースにて公開されています。

東方よもやまニュースより引用

『東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.』のゲームジャンルは、2005年リリースの『東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.』以来、18年ぶりとなる「対戦弾幕ゲーム」。画面内にふたりのプレイヤーそれぞれの画面が表示されており、『花映塚』同様に弾幕を避けながら、対戦相手の画面にさまざまな弾幕を押し付け合うゲームスタイルになることが予想されます。

公開された開発中画像の中には、高麗野あうんのカットインシーンも。今回も『花映塚』同様、チャージショットとボスアタックの概念がありそうだ。画像は東方よもやまニュースより。

開発中の画像として一部スクリーンショットが公開されています。画面内の妖精は列を作っていたり、霊夢の周囲に青いオーラが発生していたり、画面下部にはチャージゲージのようなものもあることから、基本的なゲームシステムは『花映塚』を踏襲しているものと思われます。

その上で、開発者のZUNさんいわく、

東方Project第9弾 「東方花映塚」を踏襲した画面構成ですが、操作感や弾幕感はいつもの東方に近くなる様にシステムを再構築しました。

常にアドリブ的な避け方を強いられるスピーディな対戦ゲームで、簡単に言うと、東方力が高い人ほど有利なゲームになっています。

――東方よもやまニュースより引用

と、『花映塚』とはまた異なる“弾幕感”になることが告知されています。対戦モードだけではなく、一人用のストーリーモードも完備されており、

大量のストーリーモードは、対戦モードとはやや別のシステムで一人プレイで楽しめるようにしていますので、お友達がいなくても安心です。(ちなみにストーリーも東方力が試されます)

――東方よもやまニュースより引用

とのこと。そんな今回のストーリーは、

〜 ストーリー 〜

市場が開かれた影響で、古の土地の所有権が無に帰した。
所有者を失った土地は荒んでいくだろう。
だが、心配することはない。
自然と霊達が土地に取憑いていき、いつも通りの窮屈さを取り戻すのだから。

そこに欲深き獣たちがいなければ話だが……

――東方よもやまニュースより引用

というもので、『東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.』『バレットフィリア達の闇市場 〜 100th Black Market.』で起きた一連の“市場が開かれた”話の続きとなっていることがわかります。市場が開かれ、所有権が無に帰した土地の上で、欲深き獣プレイアブルキャラクターたちが跋扈するような話となるのでしょうか。今作に登場する新キャラクターがどんな存在なのかにも注目です。

画像は東方よもやまニュースより。

対戦モードのキャラクター選択画面らしき画像には、キャラ説明の下に「アビリティカード」らしきものが複数表示されており、チャージショットやオプション装備の内容を切り替えることができそうです。キャラと装備の組み合わせを試しながら、最強のセットを探すのもまた楽しそうですね。

今回配布の体験版で使用可能なキャラクターとして、おなじみの主人公「博麗霊夢」「霧雨魔理沙」のほかに、「高麗野あうん」「ナズーリン」「清蘭」の計5キャラが発表されています。選ばれているキャラも、そのタイトルの通り「獣」に関連したものばかり。『花映塚』同様、ゲーム本編で再登場の機会が少なかった1~3面のボスが中心に選ばれている傾向もありそうです。

ダークで元気いっぱいで、ちょっぴり可愛い妖獣たちの狂宴をお楽しみに。

――東方よもやまニュースより引用

東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.は、2023年5月7日(日)に東京ビックサイトにて開催される「第二十回博麗神社例大祭」にて、体験版が頒布予定です。現在、入場に必要なチケット販売がLivePocketにて行われています

頒布が行われるZUNさんのサークル「上海アリス幻樂団」のスペースは「あ01ab」。新作がほしいけど、例大祭に足を運んだことがない、スペース番号ってどういうことかわからない……という方は、ぜひ例大祭カタログの購入をおすすめいたします。

また、例年通りSteamでの体験版ダウンロードも行えるようになるとのこと。例大祭の現地に行けない方や、海外にお住まいの方は、ぜひそのリリースを待ちたいところです。

ひさびさの東方対戦弾幕シューティングゲーム、プレイできるのが本当に待ち遠しいです!!

【2023/04/18 14:55訂正】タイトルの第二十回博麗神社例大祭の開催日の誤記を修正。正しくは5月7日です。