ニュース
2020/07/21

幻想入りしてしまった民話を、現代に呼び覚ます 『東方Project』×隠岐の島町 コラボプロジェクト

隠岐の島町役場へ電話取材させていただきました

 先週、大きな話題になった「『東方Project』×隠岐の島町 コラボプロジェクト」。
 突如“【隠岐の島町】地域おこし協力隊・集落支援員”の公式アカウントで突然つぶやかれたこの内容、「自治体と東方がコラボするの!?」と東方ファンの中に驚きが走りました。

 このプロジェクトは一体どんな内容なのか?どんなきっかけで始まったのか?そんな気になる質問を、隠岐の島町役場へ電話取材隠岐の島町 地域振興課 定住推進係の野一さんに、ご回答頂きました。

 

“幻想入り”してしまった隠岐の民話を、現代に呼び覚ますプロジェクト

――今回「東方Project」とコラボレーションされるということですが、スタートはどのようなきっかけだったのでしょうか?

隠岐の島町 地域振興課 定住推進係 野一さん:
 島内在住のイラストレーターさんと雑談中に、ふと「そういえば、東方に隠岐の民話がモデルになってるキャラクターがいますよね?」と尋ねられたのが始まりです。調べてみると、確かに東方のキャラクターの元ネタとなった民話に関連する資料を確認できました。
 しかし、残念ながら現在の隠岐の人々は誰もその話を覚えておらず、まるで“幻想入り”してしまったようでもあります。そこで、今こそ忘れ去られた民話を現代に呼び覚まし、それと共に隠岐の島町のことを広く知ってもらおうと思い立ち、本コラボを企画させていただきました。

――野一さんは、東方Projectをいつ頃お知りになりましたか?東方オタクエピソードなどがあれば教えて下さい。

野一さん:
 中学生ぐらいのときに「ニコニコ動画」でお見掛けしたのが最初です。今回コラボするにあたり、本家をSTEAMで購入してプレイしてみたのですが、難易度NORMALでさえ私には難しくて……。

――コラボの告知ツイートは2000件以上リツイートされて、大変な反響になっています。協力隊のみなさまや、町役場のみなさんの反応などはありましたか?

野一さん:
 光栄です。東方というコンテンツの大きさを改めて肌で感じました。

 一方でこの島では、東方のみならずエンターテイメント産業自体が根付いていない上に、まだまだメディアの主役がテレビと新聞……という状態ですので、正直なところ比較的若い感性の方々でさえ「何か凄い事が起きているらしい」というのが一番多かった反応です。なので、本コラボが島内で注目を集めるのはまだまだ先のことになるのではないでしょうか。

――【隠岐の島町】地域おこし協力隊の皆様は、普段はどの様な活動をされているのでしょうか?

野一さん:
 私たち隠岐の島町の地域おこし協力隊は、任命時にそれぞれ地域課題に応じたミッションを与えられます。そのミッションに対し、各々の専門性をもって取り組み地域課題を解決する……というのが大まかな内容になりますので、実際は一人ひとり活動内容が異なります。例えば役場の地域振興課に属する私のミッションは「島外の若者の移住定住推進」がメインですので、「元々ゲーム会社で働いていた知見を活かし、島外の若者に隠岐をPRする」のが活動内容になります。

 7月13日現在で総勢11名の協力隊が活躍しておりますので、ご興味がありましたら、ぜひ一度役場までお問い合わせくださいませ。

――今回のコラボでは、どんな東方キャラクターが登場するのでしょうか……?

野一さん:
 隠岐の島に関連したあのキャラクターが登場予定ですが……今は秘密にさせてください!後日、改めて発表させて頂く予定です。

――今後の続報は、公式ツイッターアカウントから発信されますか?

野一さん:
 はい。お恥ずかしい話ですが、地方行政の限りある予算の中でプロジェクトを進行しておりますので、今回特設サイトをご用意することもできませんでした。

 つきましてはお手数ですが、「【隠岐の島町】地域おこし協力隊・集落支援員(@Oki_chiiki)」をフォローしていただければ幸いです。

 

 「『東方Project』×隠岐の島町 コラボプロジェクト」についての続報は、今後も定期的に発信されていくとのこと。東方我楽多叢誌でも、こちらのプロジェクトの動向を随時追いかけていきたいと思います!