皆さんのアツい思いが集まりました!頂いた「東方アレンジ音楽レビュー」全部まとめました その②
レビューご投稿頂いた東方アレンジの情報を“特にアツい一文を添えて”掲載
4月に行いました「東方アレンジ音楽レビュー募集」企画。本当に沢山の反響を頂きました!
編集部に届いたレビューの件数は、なんと66+3!(専用の募集フォームではなく、プレスリリースフォームに送っていただいたのもありました)
ご投稿頂いた皆様、本当に有難うございました!
元々、頂いたものの中から1件を選出してご掲載させて頂く予定でした。ですが、「コレほどの量、1件だけ掲載するのは申し訳ない!この熱い思いを応えたい!」と、編集部内での思いが高まり、
オススメ頂いた東方アレンジの情報は全て、
“レビュー文で特にアツいと思った一文を添えて”掲載をさせて頂きます!
さらに、中でもよりすぐりのレビューについては、数件、全文掲載させて頂く形に致しました!
皆さんのアツい思いが集まりました!頂いた「東方アレンジ音楽レビュー」全部まとめました その①
皆さんのアツい思いが集まりました!頂いた「東方アレンジ音楽レビュー」全部まとめました その③
膨大な件数がありますので、レビューまとめは今後数回に分けて掲載の予定です。
・楽曲名(収録アルバム名)または「アルバム名」/制作者or制作サークル
・頂いたレビュー文の中で、特にアツかった一文(抜粋)
・レビュー投稿者のお名前
と、言う形で掲載させて頂きます。
アツい思いが集まりました!東方アレンジ音楽レコメンドまとめ
インモータルフィロソフィー(インモータルフィロソフィー) / Liz Triangle
歌詞がほんとに泣ける。ジョイフルさんが描かれたREDに入っている萃香歌仙も見て欲しい。
ー桜飴さん
諏訪大信仰(諏訪大信仰) / COOL&CREATE
自分は推しキャラが東風谷早苗さんなので、推しサークルが推しキャラのテーマをアレンジするなんて最高です
ージーノさん
青、雨、森、そして旅(白南風 靡いて 雲の峰)(Drizzle Incident-霧雨事変-) / MISTYRAIN
1人で何をするわけでもない時間に、この曲を聞きながら曇天もしくは雨空を見上げる、ただ曲に没頭することができるとても至福な時を過ごせる1曲だと思います!
ーForzandさん
/彁(彁) / 凋叶棕
この曲はポジティブな感情もネガティブな感情もどちらも想起させることはなく、ただただ「美しい」という感情だけが聴く者の心に思い浮かぶ。突き抜けるような美しさ、あるいは透明感といったものを併せ持っている。
直前の「高く、高くへー飛んで!」から畳み掛けるようなラストのサビは、大空をただひたすら自由に飛ぶ彼女を幻視させてくれる。この世のどんなものよりも美しいものがそこにはあるとさえ感じられる。ーレグルスさん さん
「永遠から始まる物語」 / カワテ☆ブクロ
3曲目「ホワイトアウト」は、ストリングスや重厚感のあるドラムのリフが印象的なシンフォニックさを感じさせる楽曲だ。
原曲の「幻想のホワイトトラベラー」はムーディーな旋律が印象的だが、それをこれだけ力強く打ち鳴らすことができるとは思わなかった。原曲のメロディの新しい可能性を見せてもらえるのも、東方アレンジの魅力ではないだろうか。荘厳なストリングスの響きを崩さずに、エレピとギターのソロの応酬を越え、ツインヴォーカルのサビでどこまでも飛翔していく様にクライマックスを迎える構成は美しい響きを持っている。どの楽曲も目まぐるしく移り変わる展開とギミックと音色が多彩で、未だに楽曲の全容を理解しているとは言い難いが、裏を返せば噛めば噛むほど魅力が出て来る楽曲ばかり。3曲だけとは思えない満足感のある作品と言えるだろう。
今後の展開が非常に楽しみで目が離せないサークルだ。
ーsggさん
永遠の口笛巫女 / 生パン
私はこの曲を聴く前は口笛が下手だったんですが、この曲を聴いて真似してみたくなりずっと一週間ぐらいこの曲を聴きながら口笛を吹いてたら結構上手くなりました!しかも他の東方の曲も口笛で吹けるようになりました。
ーヘカTさん
「大快晴ストリップ」 / 白トカゲ(鉄腕トカゲ探知機)
あなたは1つの曲を聴いて、身体中に電撃が走るような体験をしたことがあるだろうか。 筆者はある。それもとびきり強烈な奴だ。
暴力的なまでに角の立ったギター。鼓膜を通して激しく身体を揺さぶってくるベース。魂を打ち付けるようなシャウト。叙情的でため息が出るほど美しい詩。原曲の美しいメロにそれらが乗って次々に殴りかかってくる。こんな、こんなサークルがあったとは。
アルバムのトリを飾る「博麗霊夢のアンニュイ(原曲:少女綺想曲)」は、霊夢が夢の中でストリップする曲である。なんやねん、と思われるだろうが、そういう曲なのだ。
前半は落ち着いた曲調で進行し、「綺想は体を伴い 燻らす 夢想のその先へと」の歌詞で霊夢が夢の世界へと旅立った瞬間、いきなりアップテンポになる。緩急がエゲつない。 そこに白トカゲ氏の泥臭い情動剥き出しのボーカルが乗ることで、感情は押し寄せ、聴くものの心は打ち震える。これこそが「エモ」の最適解だ!と声を大にして言いたい。
ーhickeyさん
Nowhere Girl(東方讃月歌~Smell of Flap~)(東方染紅歌~Fate of Blood~) / いえろ〜ぜぶら(現:あ〜るの〜と)
「そんなに強くないけれど きっと守ってみせるから」「自分で選んだ道と言え 迷い逃げ出したくなって 時に変わりゆく風向きに任せてしまったりするけれど」という歌詞を聴いた時、「思う通りに行かなかったり、嫌な事があっても大丈夫だから!」と言われているような気がして思わず泣いてしまいました。
これで僕の迷いも吹っ切れましたし、本当にやりたいことをやるという決意も固められました。
ーランナーズハイさん
「Fast Forward To End Of East」 / warinside(Blankfield)
Tr.3:Guilty People, Innocent Doll (BPM:150-270)
出ましためっちゃ好きなヤツ. このアルバムの中でイチ押しのヤツ!(デデンッ)
最初聴いた時の衝撃は凄まじかったです. 「めっちゃ速いやんけ!」って。2曲目からの繋ぎで最初は大人しい感じですが開幕したら超爆速!ブラストも1曲目以上に激しいです。これがまさにエモーショナルメタルコア. 人形裁判に幸あれ.
ーあっきー@東方アレンジデータベースさん
ダイヤグラムラプソディ(幻想メトロ) / Traumerei Fabrik
(この曲を聞いて)浮かび上がる情景は、乗車中の車窓をイメージしたであろう原曲と違い、今にも電車に乗ろうとする、その懐かしい胸の高鳴りを表しているように見えます。
まさに、”お出かけのため準備のためのお出かけ”(ニコニコ動画の公式投稿者コメントより)なのです。いえ、私からすれば”お出かけのためのお出かけの準備”なのでしょう。大きくなっても忘れられない、乗り物という旅の楽しみ、まだ見えぬ目的地へ弾む心、容易に旅などできなくなってしまった今、是非聴いてみてください。
そして、またいつか旅立つであろうどこか遠くの情景を、その旅立ちの日を、思い描いてみてください。CDでは特典として”回数券”がついてくるのでおすすめです。
ー御行さん
忘れえぬ物語(謡) / 凋叶棕
御阿礼の子はすべて共通した人格を持ちますが、その綴られる物語はすべて違うものなのです。阿一には阿一の、阿璽には阿璽の、そして阿求には阿求の物語が存在するのです。
そんな御阿礼の子は、他者との関わりの中で、転生により物語が永久に続いていく御阿礼の子としての自分ではなく、その死により物語が終わりを迎えるただ一人の人の子としての自分を憶えていてほしい、という淡い思いを抱いていたのではないでしょうか?
阿求が小鈴と交友を持っているように、歴代の御阿礼の子にも少なからず親しい間柄の人物がいたはずです。私はこの曲を聴き、御阿礼の子たちはそのような人物に幻想郷の書記、御阿礼の子としての自分ではなく、一人の友人、一人の恋人、そして一人の人間としての自分を憶えていてほしいと願ったように思われました。凋叶棕さんの楽曲は、その音楽そのものの素晴らしさもさることながら、このような考察に尽きることのない味わい深い歌詞が魅力的であると思います。シリアス系の二次創作が好きな方などは一度手に取られてみてはいかがでしょうか?きっと気に入られると思います。
ーポタトさん
歳月-雲流れ-(なつかぜメモリア) / Foxtail-Grass Studio
何か嫌な事があって落ち込んだ時、やる気が出ない時や気分転換したい時、中々眠れない時はこのアレンジを聴いてみるのをオススメします。きっと助けになると思います。
ーTNTさん
「Let’s Change the World End」 / Squall of Scream 他
お手数ですが、下記リンクをご確認ください。
「Let’s Change The World’s End」Part 2. SOS主催のコンピレーション、東方ラウドの最前線が集結
https://note.com/fieldism2019/n/ne3495cd5ab67ーRyotaさん
「天限踏破〜AbsoЯute Zero The Best 2〜」 / AbsoЯute Zero
1・東方が大好きな人
2・ロックが大好きな人
3・男性vocalの東方アレンジが聴きたい人
4・非日常を体感したい人
上の4つに心当たりがある方!是非とも他のAbsoЯute Zeroの曲も手にとって聴いてみてください!地獄の底まで響き渡るサウンドに、必ず心を奪われる事でしょう…ー初さん
「散華浄刹 〜Rapid Ensemble 5〜」 / As/Hi Soundworks
当時の自分は秘封倶楽部すらよくわかってなかったのに、とにかく内容に
ドはまりしてしまい、通しの再生回数は500回を余裕で超えてると思う。
特に10分超に及ぶ大曲「夜桜善光寺」はアルバムの核とも言える存在で、
夜霧の深奥から響くような前奏と、祈るような歌声が木霊す印象的な導入、
そこから炸裂するオルガンロックの狂おしい程に激しい旋律が、電光石火の
勢いで縦横に駆け巡る。サビに向かう劇的な展開と、無常への儚さを紡ぐ
柔らかな音色は、刹那に散りゆく夜桜の如く、聴く人間の記憶へと
鮮烈に刻み付けられる…。ー霜月便りさん
東方劇伴集 vol.5 ~ 東方世界紀行(シンクロ3) / 369(西向く侍)
アレンジアルバム内の楽曲全てイメージイラストを描いてもらい、そこからアレンジ楽曲を作り上げたという珍しい一品。
タイトルの通り世界紀行ということでアルバム内12曲は全て別々の国をイメージしていて、踊り出しそうなリズミカルな曲からしっとり嗜む曲までジャンルも多種多様となっていて聴き応え抜群です。
ーはてにゃんさん
EX妖魔疾走【百鬼夜行の大行進】(東方ファイブスター) / 石鹸屋
ライブではサビでみんなで手を振るのが楽しいのも、この曲が好きな理由です。
「明日 へ巡る 朝へ 行ってらっしゃいませーーーー!!!!!」
ーなおきしんさん
少女救世論(少女救世論) / 暁Records
初めて聴いた曲なのに、どこか懐かしさもあってこの曲を聴くために自分は生まれてきたのかもしれないと運命的なものを感じた。
暁Recordsの東方に対する愛は想像以上に大きなもので、楽曲を聴けば聴くほど東方が大好きなんだという気持ちがよく伝わってくる。
ああ、何かを好きになるっていうのはこんなにも尊くて、心を突き動かす力になるのだと、本当の意味でやっと私も気づいた。昔好きだった作品をもう一度好きになったり、友達などを通じて知った物も調べてみたりとたくさんの発見をすることができた。暁Recordsは私の人生を変えてくれた恩人である。
ーMOMOさん
テーマ オブ カーテンファイアーシューターズ -history 3/3+- / 凋叶棕(Vo.めらみぽっぷ)
この曲には東方という物語が全てわかる曲です。まるで自分が幻想郷にいる気持ちになります。
東方を初めて知った人、東方の思い出を振り返って見たい人、東方に別れを告げて新たな道を進む人、とにかくたくさんの人にこの曲を聴いてもらいたいです!!
ーさしょさん
星月トラジコメディー(星月トラジコメディー)(絶景エピローグ) / Yonder Voice
私が特に好きなフレーズは、「限られた世界でも 君と同じ景色が見たい」という所です!
大空魔術の衛星カフェテラスでは「月面ツアー行きたかったなぁ……。流石にこのツアー、値段が高すぎよ」なんて事を言っていました。
向こう側の月では月に行けたかも…?という描写もありましたが、狭い地球だけどずっと一緒にいたいという思いが感じられてロマンチックだな〜! と思いました💓ー瓶覗あいさん
「東方東幻録 ~ Records of Eastern Phantasm」
東方風自作曲は東方Project の生みの親である ZUN さんの書く曲を真似た自作曲のことです。
東方二次創作の東方アレンジは色々存在しますが、東方みたいなオリジナル曲を聞いているファンたちはごくわずかと感じました。そのため、自分は「もっと評価するべき」と思う東方風自作をここで皆さん に一度は聞かせたいと考えながらこのレビューを書きました。
光り輝く緑と青の惑星。月面ツアーで月に向かう秘封倶楽部。新たなフロンティア、月へ踏 み出す二人の冒険心が燃え上がる。
ーオボロチさん
「不眠画報」 / えふま(ごりら公園)
アルバム『夢を待つ間』収録「オールウェイズチルアウトできます。」
「明日ハレの日、ケの昨日」のアレンジを聴いて、涙を流すことがあるのかもしれない。衝撃だった。定石なんてものは存在しないかのようなアレンジ。こんなバンドがあったのか、と。
ごりら公園を聴く上で「不定形」であることを魅力とするならば、この『不眠画報』はこれ以上なく適した一枚だ。
一連の楽曲間には特にこれといった繋がりはない。しかしながらその無作為さこそ、『不眠画報』の夢を渡り歩くような、不定形の魅力と言えるだろう。
アルバムジャケットに描かれた、ドレミ―・スイートの見ている夢のように。バンド全般に言えることだが、曲を聴いて気に入ったら一度はライブに行くことを勧める。
ごりら公園もその例に漏れない。情勢が落ち着いて、再びライブハウスでの演奏が聴ける日を願いつつ。ー紡さん
「八雲紫の多世界解釈」 / 鯛の小骨(Azure&Sands)
8曲中4曲がインストゥルメンタル、4曲がボーカルモノで、ジャンルもロックからポップス、チップチューンからエレクトロニカと幅広く、何より紫の原曲は1曲だけであり、それ以外の原曲は風神少女やセプテットなど、一般的に八雲紫とは離れた原曲ばかりである。
もちろんすべてが極めて質の高い楽曲だが、一聴する限りコンセプトアルバムとして体裁を保っているとは言えないかもしれない。だが、ある意味そんなバラバラな楽曲を一気にコンセプトアルバムたらしめたのが、
アルバムタイトルである「八雲紫の多世界解釈」というワードである。八雲紫というキャラクター、多世界解釈という視点を持ってもう一度聴き直した瞬間、この作品はこの上なく綺麗にまとまったコンセプトアルバムに早変わりする。
「八雲紫の多世界解釈」は間違いなくコンセプトアルバムという作品形態における1つの完成形であると私は思う。こんな素敵な作品を作りたいと思い続けて11年、その思いはまだまだ叶えられそうにない。
ー秋晴さん
今回はここまで!残りのレビューも後日掲載いたします。楽しみにお待ちください!