東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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音楽評
2020/05/20

皆さんのアツい思いが集まりました!頂いた「東方アレンジ音楽レビュー」全部まとめました その①

レビューご投稿頂いた東方アレンジの情報を“特にアツい一文を添えて”掲載

【ユーザー投稿企画】あなたの想いをぶつけて!東方アレンジ音楽レビューを募集します!

 前回の東方ステーションで発表ました、「東方アレンジ音楽レビュー募集」企画。本当に沢山の反響を頂きました!

 編集部に届いたレビューの件数は、なんと66+3!(専用の募集フォームではなく、プレスリリースフォームに送っていただいたのもありました)
 ご投稿頂いた皆様、本当に有難うございました!

 元々、頂いたものの中から1件を選出してご掲載させて頂く予定でした。ですが、「コレほどの量、1件だけ掲載するのは申し訳ない!この熱い思いを応えたい!」と、編集部内での思いが高まり、
 オススメ頂いた東方アレンジの情報は全て
 “レビュー文で特にアツいと思った一文を添えて”掲載
をさせて頂きます!
 さらに、中でもよりすぐりのレビューについては、数件、全文掲載させて頂く形に致しました!

皆さんのアツい思いが集まりました!頂いた「東方アレンジ音楽レビュー」全部まとめました その②

皆さんのアツい思いが集まりました!頂いた「東方アレンジ音楽レビュー」全部まとめました その③

募集企画より全文掲載! ゲンさんより頂いた東方アレンジ音楽レビュー「霊知の太陽信仰」/岸田教団&THE明星ロケッツ

募集企画より全文(ページ)掲載!燈弥さんより頂いた東方アレンジ音楽レビュー「甘党」/ごりら公園

・楽曲名(収録アルバム名)または「アルバム名」/制作者or制作サークル
・頂いたレビュー文の中で、特にアツかった一文(抜粋)
・レビュー投稿者のお名前

と、言う形で掲載させて頂きます。

 

アツい思いが集まりました!東方アレンジ音楽レコメンドまとめ

 

⑨ Till you know / AbsoЯute Zero

テンポがよく心境描写が深く出ており、作者のメッセージが伝わりやすく何よりかっこいい!!とても良い曲です

ーあんころもっちもちさん

 

Lies in Reality(Abyss nova) / FELT

この曲は、何回も回数を重ねて聞くとリズムや歌い手様の綺麗な声が癖になり、何時間でも聞いていられる様なスルメ曲(?)となっています。

ーRyutoさん

 

「エーテルの海」 / Liz triangle

私がLiz triangleを初めて知った曲で 勇気が出る曲です

ー八雲さん

 

ちるのちるのちるの / あにー(TaNaBaTa)

あの⑨なチルノでこんな綺麗な歌ができるなんて! 初めて聴いた当時はなんどもループして聴いていたのを覚えています。

ーぽよさん

 

Sterdust Dreams(STARDUST DREAMS) / 領域ZERO

激しい曲調が多いU.Nオーエンのアレンジの中でも、比較的静か且つ壮大なイメージにグッと惹かれました。
最終鬼畜妹の後に聴いたので、なおのこと印象が大きかったです。

ーフェンリルさん

 

on a sea of clouds ~天空の花の都~(東方埋奏録~TO-HO may so ROCK!~) / 東方隔離郷

東方の楽曲で一番好きな曲を聞かれて真っ先に浮かぶのが「天空の花の都」になったのは、確実にここの曲を聞いたからです。
サイトも閉じてダウンロードもできなくなったのがとても残念です。

ーロレルさん

 

ユメガタリ(ヒミツナグモノ) / TUMENECO

男は黙って秘封倶楽部

ーとしあきさん

 

ゆけむり魂音泉Ⅱ(Elysion II :TOHO Geek) / 魂音泉

そのとき遠距離彼氏くんが魂音泉様のCDを買っていて、魂音泉様を知ったのです。そして、カラオケで聞き…本物を聞いてみたいと思いました。。

ーひーさん さん

 

稲田姫様に叱られるから / 牛肉かしら

(   農)<・・・それでも好きだ!

ーぽよさん

 

sword of valiant(Rainbow Face) / SYNC.ART’S

突如あらわれた東方有頂天によって様々な二次創作が生まれた中生まれたのが
この仲村芽衣子が歌う黒岩サトシが編曲した「sword of valiant」なのは確定的に明らか
アッポテンポで軽快なアレンジにそこにいなかったのにいたようなブロント語の歌詞にナイト達のよrこびは加速した!
ソルでいて原作のてんこらしさを失なわれない歌詞選びすごいなーあこがれちゃうなー

ー内藤ウェルギウスさん

 

フラグメンツ(アンチェインドメロディ) / 発熱巫女〜ず

曲の初めから心地の良い高音域から始まり、その後、ゆったりし(ここも心地よいです)
サビに近づくにつれ、心がワクワクするような感じになって、サビでグッと上がる感じがとても良いのです。

ー腹ペコ幽霊さん

 

Say Around(TOHO EUROBEAT VOL.13) / A-One

初めて聴いた時「せぇぇぃぃらぁぁん!」とこの歌詞のインパクトに圧倒されて、ただそれが理由で、東方アレンジで1番好きな曲になりました (笑)
とにかくインパクトがデカくて、またスピード感あるユーロビート系で、かっこいい…。

ーサトカンさん

 

Shout It Out Loud!!!(Shout It Out Loud!!!) / 暁Records

妖怪としては弱い部類に分類される二人に隠された底力、弱者だからこその魂の叫び、二人が持つ信念などが完璧に表現されており、自身も共に叫びたくなるような衝動に刈られ、最後にはもうこの歌しか聞こえなくなるだろう
この素晴らしい曲が幻想郷だけでなく、外の世界にも響き渡るよう私は願う

ー星クーガ さん

 

「追憶」 / 宇宙色ふぉーす

 初めまして、今回は自薦でのレビューで申し訳ないです。ですが、自薦だからと言ってスルーしないで欲しい。伝えたいことがあるのだ。

「Memories」、こちらの曲は筆者が編曲と作詞を、前述のすーさんにボーカルを協力していただいた。ジャンルはロックであり、テーマは「東方」である。
「東方が大好きだから、僕らは出会えたんだ。本を見て曲を聴いて、幻想郷を満喫して」という詩を書かせていただいた。すぐにわかる人もいるのだろうが、この歌詞は私たちの幻想郷を私たちは同人誌や音楽CDなどで感じているということ伝えたかった、筆者がそうであったように、誰かがそうであるように。

ー潮海小夜さん

 

「Symphonic Rhapsody “Peony” -交響狂詩篇 冬牡丹(こうきょうき ょうしへん ぼたん)」 / WAVE

 静かさと共に新たな曲が目を覚ます。迫力のオーケストラとコーラスが特徴の「Dectet, Nonet, Octet(亡き王女の為のセプテットアレンジ)」。タイトルはセプテット(7人での演奏)の続き、オクテット、ノネット、デクテットと名付けられています。
 セプテットのメロディーラインに低音コーラスが加り、雄大な女王の雰囲気を作り出しています。トランペットの響き、そして重なる声と楽器がセプテットをさらなる高まりに 引き上げてい来ます。曲の高まりと共に耳をつんざくような U.N オーエンのフレーズが衝撃を与えます。

ーオボロチさん

 

ははうさぎ(シンクロ3) / 森羅万象

『時間が経てば言葉すれちがっていく ひねくれ者の君』という歌詞が途中にあるのですが、僕は中学生ぐらいに訪れる反抗期を思い浮かべました。
PVでは成長するにしたがって素直になれなくなっていく正邪の天邪鬼としての姿が描かれています。
天邪鬼としての成長もあるのですが、子供が成長して大人になっていく姿としても捉えることができました。
僕はこの曲を二次創作を許容できる全ての人に聴いて欲しいと思っています。

ーもやしさん

 

「ARIAKE」 / 梶迫小道具店

 今回取り上げる「ARIAKE」は、このサークルが目指したリズムとグルーヴの探求に対する一つの答えなのではないか。

 ジャケットに記された一節、「週末世界の旅人は、その地に何を視るのか―――」という言葉から、この作品は何らかの理由で崩壊してしまった世界の残骸にて秘封倶楽部の二人が視た風景を表現したものだろうと推察され、今作においてトライバルなビートは通奏低音として存在するようなものではなく、要所要所で浮かび上がる様に存在感を放つ挿入のされ方をしているのだが、トライバル―――民族音楽というものは言うまでもなく歴史に根差した音楽な訳で、崩壊した世界の記憶を覗き視ているのではないか、そしてそれが終わった6曲目以降にはそれが顔を出さないのではないか、その様な意図があるのではないかと筆者は受け取った。

 そして、7曲目、リミックス元の楽曲の初出は同作者が過去に主催した「秘封サナトリウム」という合同に提供されたもので、随所に秘封倶楽部の二人の日常会話風の台詞が挿入される、「秘封倶楽部の日常」を切り取ったものだった。
 それをここで引っ張り出すということは、世界の記憶を視た後に蓮子とメリーの「日常」に思いを馳せる構成になっているのではないか。正解かどうかは分からないが、もしそうなのであればこの作品を締めくくりを飾るにこれ以上ないくらいに相応しいものだろう。

 コンセプトワークと楽曲のアプローチが噛み合い、それでいて構築された世界観への没入感を持ちながらクラブミュージックとしての機能性も兼ね備えているという、とても素敵な作品なので、是非手に取ってみてはいかがだろうか。

ーsggさん

 

ありがとう(YELLOW) / Liz Triangle

東方というコンテンツに惚れるきっかけになった曲の一つです。ジョイフルさんの「東方霊々夢」という二次創作作品にて使用されていた楽曲です。
そのまま聞いてもとても素敵な楽曲ですが、作品とマッチしている曲なので「東方霊々夢」を視聴後に聞くとより一層感動すると思います。

ーでどさん

「G.T.X」 / 激戦の人

自分がアレンジの道に進むきっかけを作って下さった人のアルバムで、初めての例大祭13で買わせていただきました。
当時サインまで付けて頂いて、非常に嬉しかった事を覚えています。

ーYukariさん

 

テロメア(ULTRA VIOLET) / wujiu〜うーじう〜

まるでアメリカンニューシネマのようなギターの音に永遠への皮肉や生きてる事への倦怠感を
月まで届け、不死の煙に乗せのメロディに乗せているのがまだ皮肉げで良い 私の中の妹紅のイメージにピッタリ合致した曲

ーガンスさん

 

東方妖々夢~the maximum moving about~(東方不可拘束~the maximum moving about!~) / 石鹸屋

 それは勘違いから始まったことだが、初めてその曲に触れたとき、彼女に、曲に恋をした。

 私が初めて東方を知ったのは小学校高学年のとき。東方の二次創作動画に出会い、好奇心旺盛だった私は東方でググり、原作があるということも知っていた。
しかし、読解力のなさからかシューティングゲームであることは知らなかった。

いつものように関連動画を追いかけていると、こんなタイトルに出会った。
「東方妖々夢….」 ….の部分は英語であり、英語を習っていない小学生の自分は読めなかった。
「東方妖々夢って原作だよな、そういえば原作の動画って見てないし見てみるか」

 流れてくるのは勇ましいギターやドラムの音色、視界に入るは白髪で剣を構え、隣に幽霊のいる少女。
「かっこいい…」と小学生ながら思った。

「堅く 鋭く 妖しく 暗く 光放つ
冷たく 輝く 白い刃」
その力強い声に魅了されていた。

「それは 不器用で 一途な想いが成れの果て
それは 不器用な たった一つの誓い」
ボーカルは二人いる! 心が熱くなるような感覚を覚えていた。

「たとえ この身が 誰かの刃になろうと
たとえ この身が 命を奪えど 
たとえ この身が 全てのモノを切り裂けど
この身 全てが 一振りの鋼」
曲が進むにつれて、曲と、彼女のかっこよさに魅了されていた。

この曲、「東方妖々夢~the maximum moving about~」を聴くと今でも胸が熱くなり、妖夢への愛が溢れてくる。
それは勘違いから始まったことだが、初めてその曲に触れたとき、彼女に、曲に恋をした。

今でもこの曲を聴くと『主人を守るために果敢に刃を振るう半人半霊の少女』の姿が移り、勇気をくれるのだ。
そして、私はこの少女のように、強く、果敢に生きていきたいと思うのだ。

ー奏夢さん

 

 

 今回はここまで!残りのレビューも後日掲載いたします。楽しみにお待ちください!

 

 

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