東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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「ZUNさんにいつかお会いできたなら」上坂すみれが神主に聞きたいこと

【独占】上坂すみれ 東方Projectコスプレ撮影インタビュー(7)

上坂すみれさんに東方Projectとの出会いや思い出を伺い、しまいにはレミリア姿で上坂さんの楽曲歌詞の再現まで挑んだ本特別連載も、いよいよエンディングへ……。

もちろん最後まで、上坂さんの東方にまつわるアレコレや、今回の特別連載記事のためだけに制作されたクオリティの高い衣装にまつわる話など、まだまだ伝えきれない内容もたっぷりお届けいたします。ここまでに掲載しきれなかった、輝夜やレミリアのショットも盛りだくさんです。

そして、上坂さんが抱く、東方にまつわる今後の野望まで……最後までどうぞお見逃しなく!

上坂すみれが神主に聞きたいこと

───上坂さんは、例大祭にも何度か参加して、東方キャラクターの宅コスもして、憧れのビートまりおさんにも会えて、まりおさんに番組にも呼ばれて……そしてレミリアにまつわる作詞(第5回記事参照)までしてますが、あれ、神主(ZUNさん)にお会いしたことは?

上坂すみれ(以下、上坂):
それが、ないんですよ。ビッグすぎる方なので会いたいというのもあれかもしれないですけど……だって神主ですよ!

でも、いつかお会いできたら嬉しいです。

───なるほど。じゃあ仮にZUNさんにお会いできたとして、何か聞いてみたいこととか、お願いしたいこととかってあったりしますか?

上坂:
えええええええ、そんなことあります? あったら、すごすぎないですか?

でも……あったとしたら。そうだとしたら……何聞こうかな……そうですね……ちょっと真剣に考えさせてもらえませんか?(ここでしばらく黙り込む)

そうだ、東方のキャラって、みんなお酒飲む人が多いなって思うので、ぜひウォッカが好きな子を……私ロシアが好きなので……ロシアっぽい……ナズーリンちゃんとかちょっとロシアっぽい感じですけど、そういう子を出すことはないかって聞いてみたいですね。

幻のソ連邦のキャラクター、とか。だってソビエト連邦ってもう崩壊したから、すでに幻想郷に行ってるんじゃないかって思うんで……幻想郷に行けば、きっとソ連があるんで、それを見てみたいなって思います。

───なるほど、確かにその発想は筋が通ってますね(笑)。ちなみに、ZUNさんはあんまり東方のアニメになるっていうのには考えてないことをおっしゃっている人なんですけど、万が一そういう公式でゲームなりアニメなりでキャスティングがあれば、手を挙げたいキャラクターはいますか?

上坂:
私、既に東方のキャノンボールとか、スペルバブルとか、ロストワードとかに、出させてもらってるんです。

スペルバブルだとレミリアで、ロストワードだと早苗と幽々子とレミリアと輝夜と……とたくさん演じさせていただいているので、あと依姫さん、あと、まだ出てないけどほかにも……。

───おっと、それ以上はまだ秘密で! しかし、今おっしゃった作品たちではなく、ZUNさんのもとでとなると……?

上坂:
えええええ、迷う〜〜〜〜〜! 
ちょっと真剣に考えたいですね、今2分考えさせてください。(ここからまた真剣に悩む)

そうだなあ、そもそもキャスティングを考えると夢や妄想が広がりますね。

まず、霊夢を誰にするかでキャスティングが変わりますよね。霊夢、霊夢誰だろう……。

───逆に上坂さんが霊夢はやらないですか?

上坂:
なんだろう、私は真面目な役をやることが多いので。霊夢って意外と計算する、最後絶対勝つように活用にズルでもなんでもする感じなので、違うのかなって。私自身は割と、4ボスみが強いので(笑)、4ボス……そうですね、4ボスが希望です!

うーん、その中でも……やっぱり、うどんげ(鈴仙・優曇華院・イナバ)かなあ。または、深秘録の宇佐見菫子ちゃんもいいけど……。

「秘封ナイトメアダイアリー」が好きで……ああいうフットワーク軽くて善戦するも、負けちゃいましたあってキャラクターがやってみたいです。よし決めた、咲夜さんと、うどんげが希望です!

───ありがとうございます、うどんげ推しですね!(笑)最後に、今後上坂さんが東方で何かやってみたいこととかってありますか?

上坂:
そうですね、1冊、本を出したいですね。

今回コスプレをさせていただいて感じたのですが、東方のコスプレをまるごと着用した、コスプレブックみたいなのを出してみたいなって思いました。

私自身は不器用なので作れませんが、こうやって丁寧に作られた衣装を着られることはやっぱり嬉しいですし、感動しますし、ありがたいです。

可能であれば、1個の作品(東方のゲーム)に登場してくるキャラ制覇してみたいなものができたら嬉しいです。

まずは、自分自身で紅魔郷を制覇してからが筋ですけど……(笑)。紅魔郷、制覇したいんです……(涙声)。

───その制覇したい悔しい気持ち、しっかり書いておきます! 今日はありがとうございました!コスプレ本を出す際は、ぜひうちのメディアからよろしくお願いします!


複数回にわたりお届けしてきた特別連載、いかがでしたでしょうか?

上坂さんの東方愛を、そしてハイクオリティな東方コスプレ写真をたっぷりお届けいたしました。

ここまで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました!

以上で連載を締めさせていただきます。

…………え? もう連載が終わるのが寂しいって?

ご安心ください、そんなこともあろうかと、特別編もちゃんとご準備いたしました。今回の撮影、これぐらいの連載で終わるには、惜しいくらいに撮れ高盛りだくさんなんです。

撮影にまつわる舞台裏、オリジナル衣装の試着や上坂さんのメイク中のオフショットなどをおまけ特別編として後日掲載いたします。そのうちの1枚のみ、特別に先行でチラ見せいたします。

メイキングショットも、なんとも尊い……!

ということで、後日掲載のおまけ特別編もどうぞお楽しみに。

「ZUNさんにいつかお会いできたなら」上坂すみれが神主に聞きたいこと おわり

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