「二次創作がこんなに楽しい世界は他にない!」上坂すみれが語る、東方の魅力から弾幕の美しさまで
【独占】上坂すみれ 東方Projectコスプレ撮影インタビュー(4)
いよいよ第4回となる、上坂すみれさんが東方Projectのオリジナルコスプレに身を包んでお届けする、特別連載。今回はなんと、キュートな吸血鬼レミリア・スカーレットの衣装で登場していただきました!
もちろん、こちらの衣装も蓬莱山輝夜に続き、今回の撮影のために作り上げた完全オリジナル。
そして高校時代から参加していたという例大祭への印象や、好きな弾幕(!)など止まらない東方トークはノンストップ。その熱量を、あなたも最後までご覧あれ。
上坂すみれが語る、東方の魅力から弾幕の美しさまで
ーーコスプレ以外にも、例大祭で印象的だったものなどはありますか?
上坂すみれ(以下、上坂):
初めて例大祭に行った時に、売られている同人グッズの種類があまりにも幅広いことにびっくりしましたね。
お酒はもちろん、掛け軸を出している人がいたり、魔理沙が使ってた八卦炉の器も出してる人とか、(ナズーリンの)ペンデュラムを作ってる人とか……普通のコミケに行くとだいたい抱き枕とか同人誌とかがあると思うんですけど、それはありつつも、え、こんなものまであるの、というのが例大祭への驚きでした。
もう、ここにある同人グッズだけで生活完結するじゃん!って(笑)。
例大祭は、参加している誰もが二次創作でこんなにも楽しそうにやっている、っていうのが最も印象的でした。
やっぱり、ZUNさんが「作っていいよ」と公言していらっしゃるのがすごいですし、そんな作品は他にないなって改めて感じましたね。
なので、本当に自分のやりたいことがなんでもできる世界なんだっていうのが、そういうところで東方や例大祭はその自由度の大きさがすごくいいなと思います。だからこそ、唯一無二の世界ができているんだなって。
ただ、私自身は不器用なので、というか才能がなくて……(笑)、自分では衣装を作ったりできないので……。
今回の撮影のように作っていただいたり、ACOSさん(老舗コスプレショップ)で衣装を買ったりしながら参加できれば嬉しいなって思います。
ーー音楽にコスプレに例大祭に……今回は東方を中心にこんなに多くの話題が出てくるなんて、想像以上でした。ちょっと原作に寄った質問をしてみたいんですが、あの、好きな弾幕とかってあります……?
上坂:
おおおう、ムズい質問!(笑)
ちょっと答えがズレちゃうかもなんですけど、私、鬼形獣のラスボス戦の最後の動画を見て、号泣しちゃったんですよね。
なんだろうその、作られた神様なのに、ラスボスにされちゃっているのが……。私全然弾幕をクリアできないのであれなんですけど、ラスボス的にはそんなに強くないのに、だけど悲壮感が漂ってる感じが。
なんかだいたいのラスボスって、説き伏せてくるイメージがあるんですけど、こんなにラスボスの方が頑張ってるなんて……切ないじゃないですか。ちょっと弾幕についてはすべてをクリアできていないから言えないんですけど、あそこは好きですね。
あと、憑依華の最後の姉妹と戦うところの、あの貧乏神の子(依神紫苑)が急に本気を出してくるところが好きで。どうせ私はプレイしても勝てないので(笑)、ストーリーで覚えているのかもしれません。クリアできていなくて申し訳ないんですけど……。
ーーこの前、生配信番組『東方ステーション』で制作者のZUNさんに自らプレイしていただいたんですが、開始数十秒で死んでたのでやっぱり難しいんですよ!
上坂:
そうなんですか、ちょっと安心しました……。
ーーあ、ちなみにそのときはビール飲みながらだったんですが……。
上坂:
やっぱり、さすがです!(笑)
ーーなんか私話し方がオタクっぽいですね……。
上坂:
いやいや、大丈夫です! 私もオタク特有の早口なので、むしろすいません(笑)。本当に東方の話をしていると、ついつい早口になっちゃうんですよね。仕方がないです!
ーーー
東方を中心に、女子ふたりでついつい盛り上がるインタビュー。
そんな中、次回は今までインタビュアーなど誰にも言及されていなかった上坂さんの楽曲にまつわる、東方Projectを題材にした歌詞があるのではないかという疑惑(!)について、とことん追求しました。
どこにも語ったことがないという、楽曲の秘密。
実は東方愛を自身の楽曲にも込めているという、本邦初公開のスクープをお届けいたします。お見逃しなく!
「二次創作がこんなに楽しい世界は他にない!」上坂すみれが語る、東方の魅力から弾幕の美しさまで おわり