「ゲームボーイの音が耳の中で鳴り止まなくて!」上坂すみれとゲーム音楽&東方アレンジ曲の出会い
【独占】上坂すみれ 東方Projectコスプレ撮影インタビュー(2)
現在28歳の上坂すみれさんが初めてゲーム音楽と出会ったのは、ゲームボーイを遊んだ小学生時代。
実は今回、すみぺが自らのスマホから東方Projectの原曲を流し始めて(!)音楽に合わせてノリノリで撮影を行いました。すみぺとゲーム音楽、その関係性について迫ります。
上坂すみれとゲーム音楽&東方アレンジ曲の出会い
ーー上坂さんの過去のインタビューの中で、「ずっと遊べるし音が鳴っているから」という理由で幼少期からゲームが好きだった、という一文を拝見しました。そのあたりをもう少し詳しくお尋ねしてもいいでしょうか?
上坂:
実は、小さい頃は家でテレビを観る機会があまりなくて、そのせいであまり流行には詳しくなかったんです。流行のポップスもわからなくて。
そんな中でも、ゲームをやっていると、ゲーム音楽は何度も繰り返し聴くじゃないですか。なんと言いますか、その音がすごく脳になじみが良くて、ゲーム音楽に親しんでいったというのがありますね。
特に小さい頃はゲームボーイが好きで、あの感じのピコピコ音が好きだったんです。
幼稚園の頃から遊んでいたので、親しみのある音がそういう音でした。今も、一番落ち着く音かもしれません。
ーー私も(上坂さんと)同世代ですが、確かにゲームボーイの音は耳から離れないものが多かったように思います。ゲームの電源は切ったはずなのに、布団の中に入っても、いつまでも音が鳴っている気がするような……。
上坂:
それです、それです! 特に『ポケットモンスター』の音はいつまでも耳に残って、ずっと音が鳴り止まない感覚がありました。この世代のあるある、ですよね。
ちなみに人生で一番遊んだゲームも、ポケモンです。『ポケットモンスター 赤』を一番遊びましたが、ポケモン交換をする友達がいなかったので、『ポケットモンスター 緑』も買って、ひとりでポケモンを行ったり来たりさせていました(笑)。
ほかにも、プレイステーションで『ファイナルファンタジー』もしてましたね。近所のスーパーで売られていた『ファイナルファンタジー』のIV, V, VIがセットになったものを買ってもらって遊んだ記憶があります。だからこそ、最近のリメイク作品で声優を担当できたことはとても嬉しかったですね。
この時代に遊んだゲームたちは、実は私の視力を低下させた人生で一番の原因でもあるんですが(笑)。それと同時に、私の好きなゲーム音楽にまつわる思い出もたくさん作ってくれた、とても大切な存在です。
ちなみに、最近だと『龍が如く』シリーズや『あつまれ どうぶつの森』などをよくプレイしています。
ーーそして、東方Projectの音楽に感銘を受ける中学時代に繋がっていくんですね。
上坂:
はい。ちょうど当時はフランドール・スカーレットの「最終鬼畜妹フランドール・S」が流行っていて、よく聴いていたのを覚えています。ほかにも、「ナイト・オブ・ナイツ」はいろんな動画で使われていたので毎日聴いていましたね。
あと、「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」はカラオケにも入っていたので、早口ですが頑張って歌っていました(笑)。
ーー東方の曲でほかに、今もカラオケで歌う曲はありますか?
上坂:
(新型コロナウイルスの影響で)ちょっと時期的に、ここ最近はカラオケには行けてないんですけど、今も歌うのは「お賽銭♡ちょうだい」ですかね。あの曲、好きなんです。
ーーちなみに、上坂さんが特に好きな東方の音楽サークルはありますか?
上坂:
やはり、ビートまりおさん(COOL&CREATE)ですね! 歌声もかっこいいし。
ずっとファンだったので、ご縁あって私のアルバムにも曲を提供もしていただきました。あと、ネット番組(『東方ステーション』)にも呼んでいただいて、憧れのまりおさんにお会いできた時は本当にとても嬉しかったです。
ーーここの部分……絶対にビートまりおさん喜んじゃいますね……。この記事が出たら、まりおさんがきっとシェアしてくれる未来が私には見えます……。
上坂:
してくれますかね(笑)。ぜひ、していただけたら嬉しいです。
子供時代から続く、上坂さんのゲーム音楽との関係と思い出。今のすみぺがどう形作られてきたかを垣間見ることが出来た気がしました。
そして次回は、上坂さんが今まで誰にも見せたことがないというプライベートでの東方コスプレの話や、初めて例大祭に行った話までとことん伺います。そして、今回の特集で着用してくれたもう1着の衣装が明らかに!
予想以上にディープな上坂さんの東方愛、次回もどうぞお楽しみに。
「ゲームボーイの音が耳の中で鳴り止まなくて!」上坂すみれとゲーム音楽&東方アレンジ曲の出会い おわり