東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

     東方我楽多叢誌(とうほうがらくたそうし)は、世界有数の「同人」たちがあふれる東方Projectについて発信するメディアです。原作者であるZUNさんをはじめとした、作家たち、作品たち、そしてそれらをとりまく文化の姿そのものを取り上げ、世界に向けて誇らしく発信することで、東方Projectのみならず「同人文化」そのものをさらに刺激する媒体を目指し、創刊いたします。

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インタビュー
2020/08/13

【完全独占】上坂すみれコスプレ撮影で聞く東方Projectとの出会いと、夢中になった理由

【独占】上坂すみれ 東方Projectコスプレ撮影インタビュー(1)

世界コスプレサミットにて博麗霊夢のコスプレを披露し、大学時代は「東方狙いでコミケに参加したこともある」と公言しておられる、我らがすみぺこと声優の上坂すみれさん。そのキュートなルックスもさることながら、アニメからゲームまで幅広い作品にも出演している彼女が、なんと今回東方我楽多叢誌に初登場!

しかも今回は、上坂すみれさんのために東方キャラクターのオリジナルデザイン衣装(!)を2着制作。当メディアではその限定コスプレグラビア写真を本邦初&独占公開!

上坂すみれさんへの「東方Projectへの思い」に関するインタビューと共に、その舞台裏まで余すことなく連続特別連載記事にてお届けいたします。第1回は幻想郷に佇む麗しの蓬莱山輝夜姿を世界初公開。そして、上坂すみれさんの東方Projectとの出会いに迫ります。

東方Projectとの出会いと、夢中になった理由

不死身の蓬莱人である、蓬莱山輝夜(ほうらいさん かぐや)。

竹取物語の姫そのままの姿で現れた上坂さんは、「思ったよりずっしりとした衣装ですね」と笑いながらインタビューに答えてくれました。

ーー今日はよろしくお願いいたします。私たち、“東方我楽多叢誌”は東方Project専門のメディアということもあり、まずは上坂すみれさんと東方Projectとの出会いについて伺ってもよろしいですか?

上坂:
 きっかけは……(少し思い出しながら)、やはりインターネットですね。
もともとゲーム音楽が好きだったので、音楽から入ったのを覚えています。私が中学生のころはちょうどニコニコ動画が流行していた時代で、そこで東方Projectに関する動画を拝見したのが最初のきっかけになります。

 私それまでシューティングゲームをほとんどやったことがなかったんですけど、なんか、なんというか……「こんなに素晴らしい世界観のゲームがあるんだ」って感動したのを覚えています。それでまず最初に、紅魔郷を購入しましたね。

ーー初めて買ったのが紅魔郷だったんですか?

上坂:
 はい、そうなんです。
でも私にはあまりに難しくて、本当にゲーム自体が全然進まなくて……(笑)。

ーー東方は全体を通して、難易度がちょっと高めですもんね。

上坂:
 だからクリアできないぶん、上手にプレイしている人の動画を観て楽しんでいましたね。「ああ、こんなボスが出てくるんだ」って知ったり、レミリアを見たりして。
クリアするのは諦めました。今も諦めたままになっているので、いつかはぜひともクリアしたいんですけど(笑)。

ーー東方を好きになった決め手のようなものはあるんですか?

上坂:
 何より東方は、音楽が良いんですよね。
ZUNさんの手掛けている楽曲たちがすべて魅力的で、耳から離れなくて……。

 ゲームのBGMの曲にはいろいろな楽器が入ってくるし、それぞれの曲名に物語や元ネタがたくさん散りばめられているし。東方のゲーム自体にストーリーがたくさんあるわけではないけど、なんだろう、ストーリー性を感じる要素がゲームの中にたくさんあって。

 ちなみに一番好きな原曲は、一番ってすごく難しいんですが……がんばって決めるとするならば「デザイアドライブ」ですね。私、(霍)青娥ちゃんがとても好きで。

 神霊廟のゲームでは、豊聡耳神子ちゃんの裏テーマで、聖徳太子っぽいストーリーの中にいつも邪仙の影がフィクサーっぽくいるじゃないですか。あれが本当に良くて。あと、キョンシーが好きなので(笑)よく「デザイアドライブ」聴きながら作業してます。確かエンディングも「デザイアドリーム」(「デザイアドライブ」をリアレンジした曲)なんですよね。

 楽曲の素敵さと、それに沿った物語のキャラクターの元ネタを深掘る楽しさみたいなものがあって……そういった理由で私は東方が大好きなんです!

 上坂さんの東方Projectとの出会いをお届けした今回は予告を兼ねてここまで。次回の記事では、上坂さんとゲーム音楽の関係についてとことん迫ります。

 まだまだお見せしたい秘蔵写真(!)も山のようにありますので、ぜひ残りの特別連載記事も最後までどうぞお楽しみに。

【完全独占】上坂すみれコスプレ撮影で聞く東方Projectとの出会いと、夢中になった理由 おわり