「その場にいるだけで幸せな気持ちでいっぱいに」ナイフ-Knife- 5th Anniversary ぼろぼろのワンマン追加公演ライブレポート
『ナイフ-Knife- 5th Anniversary ONEMAN』追加公演ライブレポート
昼の部ライブレポートはこちら
夜も更けてきたころ、池袋 LiveHouse monoに再び人が集まってきました。そう、なんと今回のナイフワンマンライブは、昼の部と夜の部の超豪華二本立て!
昼の部と同様にズラーッと並ぶ椅子と謎の袋、まさか昼の部と内容は一緒……? いいえ、そんなことはありません。昼の部とはまた別のセットリストに加え、夜の部では特別ゲストを迎えた斬新なワンマンライブとなっております。夜の部でも、感動と驚きの連発でした。
開幕の時間が迫り、ライトが暗転。BGMとともに前方のステージを遮る幕が上がっていきます。再びライトアップするとそこには、ステージの上に立つ天使と悪魔の姿が。さぁ、ナイフワンマンライブの第二ラウンドがスタートです!
写真:羽柴実里
文:ろ~ち
夜も予想外の連発
一曲目を飾るのは『テレパシー ~オーケストラmix~』。ライトアップとともに、Vo.コアラさんとBa.ワニさんの姿がはっきりと目に映り、それと同時に美声とオーケストラの優雅なメロディが耳に入り込んできます。ふたりを照らす青いスポットライトが、さらに神聖な雰囲気を生み出していました。夜のステージの開幕を飾る素晴らしい演出です。
「ありがとうございます! こんばんはー! ナイフでーす!」
明るい声で挨拶するのはVo.コアラさん。
「本日は、昼の部に続いて、五周年記念‟ぼろぼろの”ワンマンへお越しいただき、本当にありがとうございます!」
夜の部のライブタイトルは『ナイフ-Knife- 5th Anniversary“ぼろぼろの”ONEMAN』。本編である昼の部が完売したことで、急遽開催が決まった夜の部! タイトル名から、開催に至るまでとてつもない苦難があったのだと感じ取れます。ライブに対する力の入れ具合、ファンを目一杯楽しませるために企画を考えて決行したナイフさんの行動力は凄まじいものです。
続いての曲は『いばら姫』。優雅なオーケストラから打って変わって激しいロック。ナイフが演出する変化の波は、やはり聴くものの目を釘付けにして飽きさせません。
「今日は本当にありがとうございます。本当は夜に本編をやるはずだったんですけど、昼のほうが良いんじゃないかと考えて昼に決めました。じゃあ夜はどうしようかと考えて……夜もライブをやることにしたんです。お昼から続いて、こんなにたくさんの人が来てくださってるのは、本当に恵まれているなと……うれしい気持ちでいっぱいになっています。」
『いばら姫』でカッコいいワニさんを体感したあとの、朗らかなトーク。ナイフさんのファンへの感謝の言葉を聞いて、私も笑顔になってしまいました。
そんななか、Vo.コアラさんから次の曲のコールが。
「それでは次の曲聴いてください、『廻廻奇譚』」
3曲目はアニメ『呪術廻戦』のオープニングテーマのカバー。この予想外の選曲に、会場では一瞬驚きの声が上がります。この曲は男性ボーカルであり、さらに曲調も一層激しい曲で、可愛らしいコアラさんの歌声で聴くのはとても新鮮に感じられました。カッコ良くて可愛い……コアラさんの魅力はまさしく特級レベルです。
続いて4曲目……と、ここでワニさんがステージからフェードアウト、コアラさんだけがステージに残り、なんだなんだ?と会場がざわつきました。「ちょっとだけ、踊ります!」と言って始まったのは、これまた予想外の乃木坂46の名曲『Route 246』のカバー! まさかの大人気アイドルの名曲。一生懸命に踊りながら歌っているコアラさんは満面の笑顔。コアラさんファンはハートを射貫かれまくったことでしょう。
コアラさんソロの次は、ワニさんのターン! ワニさんのベースソロが披露されます。カ、カッコイイ……! クールにベースを奏でるワニさんの姿はまさしく悪魔的なカリスマ性を放っていました。先ほどまで朗らかなトークをしていたワニさんは一体どこへ!? 夢中になって聴き入ってしまいました。
「昼の部ではメイクが間に合ってなくて……本当はこうしたかったんです!」実はメイクが決まっていなかったワニさん、夜の部はバッチリです! なのに可愛い……それこそがBa.ワニさん。推せます。
会場にちょっとした笑いが生まれたところで、ナイフさんのオリジナル曲『Line』、そして華原朋美さんと小室哲哉さんコンビの超有名曲『I’m proud』のカバー! ここからコアラさんの清んだ歌声がさらにパワーアップ。Ba.ワニさんの動きにもキレが増し、心地よい音楽が響き渡るとともに、会場の熱が上昇していきました。
特別ゲスト“兄シグマさん”登場
曲が終わり、ワニさんがマイクを取って語ります。
「本編のほうでほとんどの曲をやっちゃって、(夜で)もう一回同じのをやったら退屈じゃないですか。なので夜では、コアラさんの‟お兄さん”もゲストで登場してもらって、このボロボロのワンマンをやりたいと思います」
ワニさんがコアラさんの‟お兄さん”の登場を宣言! この展開に観客のテンションはさらにアップします。
「それでは、私の実のお兄ちゃんを呼びたいと思いま~す! みなさん心のなかで呼んでください! お兄ちゃ~ん!」
コアラさんの呼びかけとともに、観客は拍手でお兄さんを呼びます。拍手の音とともにステージに現れたのは、漫画『NAUTO』の悪役キャラの衣装を纏ったコアラさんの実の兄‟シグマ”さん。
「実は私、ライブを観ること自体初めてだったんですけど、そんな初のライブがまさかの妹のライブで、しかもステージに立って歌う側で、なんとも素晴らしい経験をさせてもらってるんですけども……ワニさんいつもありがとうございます。妹にこんな良くしていただいて」
少し緊張している様子のシグマさん。そう、なんとシグマさんはライブ初出演どころか、観るのも人生初とのこと。そのライブに妹さんが立っていて、さらに自分も出演者に。こんな特別な経験はそうそうありません。
「もう初めて尽くしで、気持ちが大変なことになってます(笑) でもみんな優しいので、朗らかな気持ちでやっていけそうな気がします! ありがとうございます!」
初出演、初舞台とは思えないくらいの流暢なトーク。会場の注目は一気にシグマさんへと向けられました。
ここから先は本日限りの兄妹スペシャルセッション、コアラさん×兄シグマさんのツインボーカルスタイルでお届けです。兄妹セッションの最初を飾るのは『未来予報』。
優しい嘘に 気が付いてないフリした もうじき離れる 未来予報 嫌だよ
コアラさんの可愛い声と、シグマさんの朗らかな声、ふたりの美声が絶妙に組み合わさったその歌は、自然と口角が上がってしまうとても心地よい音色でした。シグマさんのソロパートに突入したところで、私はその魅力に引き込まれてしまいました。ライブ初出演とは思えない圧倒的な歌唱力とパフォーマンスに観客全員が釘付けです。
兄シグマさんが妹コアラさんのために自らステージに立って歌う。そうして実現した今回のスペシャルセッション。この特別な光景をみることができるのも、『ライブ』の魅力のひとつです。
「この『未来予報』、コアラから二週間前に『歌ってくれ!』って無茶ぶりされて。『あ、はい。』ってOKして歌うことになりました(笑)」
「でも……すっごく上手ですよね!」
コアラさんのあまりの無茶ぶりと、とてもうれしそうに告げた褒め言葉。その言葉にタジタジになってしまうシグマさん。悪魔と悪役の衣装に身を包んだふたりから、優しいオーラが溢れていました。
そして次の曲に……とここでワニさんが待ったを掛けました。
「ここで、また無茶ぶりを言ってみたんです……ついさっき!ホントにさっきです! 無茶ぶりで‟ギター弾けませんか”って楽屋でお願いしました。その方をお呼びしたいと思います!」
「せーの!「「tomoyaさ~ん!!」」」
3人の掛け声と大きな拍手に迎えられ、現れたのはTUMENECOのtomoyaさん! またもや予想外なゲストが登場です!
「無茶ぶりなんですけど、(tomoyaさんなら)言ったら出てくれるかなって」
「いやもう! 先輩の頼みとあらば、なんでもさせて頂きます! ハイ! ヨロコンデ!」
ワニさんの言葉に関西の漫才ノリで返答するtomoyaさん。会話を交わしながらギターを肩にかけて準備万端です。演奏されたのは、夏に聴きたくなる超名曲、ゆずの『夏色』一夜限りのスペシャルセッション! tomoyaさんのギター音からスタートし、シグマさんの美声が炸裂しました。
シグマさんが歌い、tomoyaさんとワニさんが笑顔で楽器を奏で、コアラさんが笑ってタンバリンを鳴らしているその光景は、爽快で暖かい世界。このライブを観て笑顔にならない人はいないでしょう。
シグマさんが最後に歌った曲は『錠剤』。ナイフ曲のなかでも一際戦闘力が高い一曲、今夜はコアラさんとシグマさんの実の兄妹によるツインボーカルスタイルです!
「次は、私、シグマが最後に歌う曲でございます。気合い入れて、行くぞ!!」
「気合い入れて行くぞォォォ!!」
シグマさんとコアラさんの大きな掛け声に、観客は大きな拍手で応えます。可愛らしい女性の声と、力強い男性の声が合わさることで、『錠剤』はいつもと違う姿となって現れました。ステージに立つ3人が放つ音楽のパワーに合わせて我々も全力でペンライトを振ります。
「人生で初めてのライブに来て、こんな貴重な経験をさせて頂き、そして皆さん優しくしてくださって、歌も聴いてくださって、本当にありがとうございました!」
シグマさんは深くお辞儀をしながら退場、フロアは大きな拍手とともに見送りました。
「ちょっとシスコンっぽいですね(笑)」なんていう容赦のない妹コアラさんの言葉のナイフもありつつ、ライブはいよいよ最終局面です。
みんなのおかげでここまで来れた
「次の曲なんですけど……この曲は振り付けがありまして、今からその練習をします」
“振り付け”……キタ!! ナイフファン待望の恒例行事がやってまいりました。ベンベンベンとワニさんのベースに合わせて、手を前後に振る振り付けの練習を行います。いつも以上にバタバタ踊るコアラさんに「今のは、はにーぽけっとのやしーさんの(振り付けの)モノマネ……ですよね?」とツッコミを入れるワニさん。ツッコまれて照れつつも、コアラさんが次の曲のコールをします。
「じゃあ、みんな一緒に踊ってください、『媚薬』」
ナイフさんを象徴する名曲のひとつ、『媚薬』。お決まりの振り付けで会場にいるみんなと楽しめるライブの定番曲にもなっています。 独特なメロディが会場を包むと、先ほどまでモノマネしていたコアラさんは一体どこへ!? 一変してダークで妖艶な魅力を放つコアラさんに皆、虜になっていました。
「そういえば皆さん観ました!? 外の『あの日視た幻想』さんのお花!」
ワニさんがうれしそうに言います。「あの日視た幻想」とは、京都で年に一度開催されている秘封オンリーのライブイベントです。そんな「あの幻」から今回のライブへお祝いの花が送られていました。
「皆さんからも(お祝いを)いただいて、たくさんの人にナイフを知ってもらえた恩人とも言えるイベント「あの幻」さんからもお祝いをいただいて、「あの幻」で仲良くなったTUMENECOさんや、はにーぽけっとさんにもすごく優しくしてもらって。本当に恵まれているなと。次から次に言葉が溢れてきてしまいます。本当に、良いライブになったな……って思います。ありがとうございます。」
「ナイフのボーカルをやっていなかったら、ここにいるファンの皆さんに出会うことはできませんでしたし、大好きな推しのやしーさんにも出会えなかったです。優しい皆さんに感謝しております。本当にありがとうございます!」
ワニさんとコアラさんの言葉に大きな拍手が送られました。ふたりのすこし涙が滲んだように聞こえた感謝の言葉を聞いて、私たちファンも涙腺が刺激されました。その場にいるみんなが、ナイフが奏でる素晴らしい音楽に出会えた幸せを噛みしめています。
「まだまだ盛り上がっていけますか!!」コアラさんの問いかけに、観客はYESと全力の拍手で応えます!
ゆったりとしたイントロが流れ、スポットライトとペンライトの色が赤へと変化してきます。音楽が一瞬静まり返ったところで、
「それでは聴いてください、『紅』」
「紅だーーーーーーーーーーー!!」
言わずと知れたメタルの名曲。X JAPANの『紅』です! コアラさんの全力の叫び声が響き渡りました。激しいギターとドラムの音に合わせてコアラさんが手を振ります。それに応えるように観客も全力でペンライトを振ってこたえました。まさか、X JAPANの『紅』をコアラさんの可愛らしいボイスで聴くことができるとは、ファンにとってはたまらない瞬間でした。
コアラさんへのサプライズ
「さっきのお昼の部では、せっかくのコアラさんの5周年記念なのに、お祝いのケーキが用意できなくて。代わりのバームクーヘンしか用意できなかったんですけど、この昼の部と夜の部の間に買ってくればよかったですね」
「いや! でもね、気持ちが大切ですから……」
ケーキが用意できなくて落ち込むワニさんを、フォローをするコアラさん。すると、ワニさんが突然観客席から大きな箱を受け取り……中には『ナイフコアラ5周年おめでとう』の文字が書かれた大きなケーキが入っていました! サプライズなし、と見せかけてのケーキのプレゼントにコアラさんは驚きを隠せない様子です。盛大な拍手の中、目に涙を浮かべながらケーキを受け取るコアラさん。
「サプライズにご協力してくださったらいむさん、本当にありがとうございます!」
「すみません、夜の部は泣かないって思ってたんですけど……ビックリして声がでません」
感無量のコアラさんに、ワニさんからの「5年間、ナイフで歌ってくださって本当にありがとうございます!」の言葉によって、再び盛大な拍手が贈られました。コアラさんの活動5周年と言う記念すべき日を、ファンのみんなで、ライブで、祝うことができる。素晴らしい瞬間を目の当たりにしています。
「このご時世なので、いつなくなるかわからないし、それでも色んな偶然と奇跡が重なって、今この瞬間があるんだと思います。皆さん本当にありがとうございます!」
さまざまな苦難を乗り越えて今、“コアラさん”というひとりのボーカリストがステージの上に立ち、活動5周年という記念すべき日を迎えることができました。それはまさしく奇跡のワンシーンなのです。
「最後は皆さんと一緒に、盛り上がっていきたいと思います! 行けますか!!」コアラさんの問いかけに拍手で応える観客、準備は万全だ!!
「それでは聴いてください!『Story』」
ナイフさんの名曲のひとつである『Story』。響くメロディと歌詞が、まるでこの先の明るい未来を暗示するかのようでした。目に涙を浮かべながらも全力で歌うコアラさん、会場にいる全員が、その想いに応えるように全力で盛り上がっています。一体となったその光景はとても煌びやかで、もはやその場にいるだけで幸せな気持ちでいっぱいになってしまうほど、優しい雰囲気に包まれていました。
ラストは、会場にいるみんなが音楽に合わせて、腕を天高く上げて終わりました。
「ありがとうございます!! 昼の部に続いて夜の部、『ナイフ5周年記念、ぼろぼろのワンマンライブ』にご来場いただき、本当にありがとうございました! きっと、今、世界で一番幸せだと思います……ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします!!」
涙を流しながら語るコアラさん。言葉の代わりに観客は今までで一番大きな拍手で応えました。ライブが終わるころには、ナイフのことがもっと、もっと好きになっていました。
まだ!終わらない!!特別ゲスト『TUMENECO』さん登場
幕が下りて、ライブは終了……ではありません。まだまだライブは続きます!
「ナイフワンマンライブにお越しの皆さーん!」
その声とともに現れたのは、TUMENECOのyukinaさんとtomoyaさん! ワンマンライブの大トリを、まさかのゲストが飾ると言う異例の演出。
登場と同時にさっそく一発目の曲『タイムストレンジャー』。翌日の例大祭で頒布される新曲を一足先に生ライブで! これには会場も湧き上がりました。『タイムストレンジャー』は、幻想機械 ~ Phantom Factoryと夢と現の境界のアレンジ曲です。ライブイベント「あの日視た幻想」の常連でもあるTUMENECOさん、開幕から一気に秘封の世界観で会場を包みました。間髪入れず二曲目は『ユメガタリ』。一曲目とは異なり王道のロックスタイルの曲で、さらに会場を盛り上げます。
「いや~素敵なライブでしたね!」満面の笑顔でナイフさんのワンマンライブをベタ褒めするyukinaさんとtomoyaさん、その言葉から、ふたりもナイフのことが大好きなんだなというのが伝わってきます。
続いて『永い夜を超えて』。黒いチャイナドレスの衣装と相まってクールビューティーな雰囲気を醸し出すyukinaさん。ソロで歌うクールなyukinaさんの姿に、我々は釘付けになってしまいました。
そして今度はtomoyaさんのターン! 曲は『紅の空』。この曲はTUMENECOさんのインストゥルメンタル曲です。tomoyaさんの激しいギターが炸裂! 鮮やかな手捌き、瞬く間に弦を弾いていく手の動きに全身が痺れます。
TUMENECOワールドを存分に体感したところで、ここでyukinaさんからお知らせが。「なんと! 今日は、ナイフさんをマネて私たちからもプレゼントを用意してまーす!」
席に用意されていた謎の袋の正体が判明します。そう、その袋はなんとTUMENECOさんからのプレゼントだったのです! yukinaさんの指示にしたがって袋を開けると……なかに入っていたのは、yukinaさんとtomoyaさんの直筆サイン入りのCD! しかもCDに収録されているのは、本日のライブで披露された『永い夜を超えて』と『紅の空』。ライブが終わったあとでも、自宅でその余韻を楽しむことができるという最高の一品です!
思わぬプレゼントに会場のテンションがMAXになったところで、いよいよ最後の一曲。それはもちろん……?
「みんなで星を廻してください!それでは聴いてください、『星を廻せ月より速く』!」
TUMENECOさんを象徴する名曲『星を廻せ月より速く』。会場一体となって全力でタオルを廻して盛り上げるラストを飾るのにふさわしい一曲です。
さぁいよいよサビだ!廻すぞ! と会場を見渡すと、観客席側に見覚えのある人物が。なんとそこには、ナイフのワニさんの姿が! 先ほどまでステージに立って演奏していた人物が、全力でTUMENECOさんのライブを楽しんでいました。文字通り、ファンと演者が一体となって、全力でタオルを廻しました。
さぁ夢の扉開け放て 秘められた世界を暴き出す
その歌詞が、今日はいつもと違って聴こえました。TUMENECOさんからナイフさんへ、彼らの未来の栄光を願っているかのようです。TUMENECOさんの最高の贈り物を、私たちは全身で体感しました。
エンドトークでもサプライズ
すべての演目が終了し、再びナイフのふたりと、本日の特別ゲストのシグマさん、さらにTUMENECOさんが現れました。
「やしーさんも! ぜひ、ステージに上がってください!」
ワニさんの一声で、観客としてライブを観ていたはにーぽけっとの代表やしーさんもステージに上がります。
『ナイフ-Knife- 5th AnniversaryぼろぼろのONEMAN』。文字通りぼろぼろになりつつも最高のライブとなったのは間違いありません。急遽開催することとなったライブであっても、こんなにたくさんのゲストが駆けつけています。それだけ、ナイフというサークルがたくさんの人から愛されているということ。ワニさんとコアラさんがゲストと観客一人ひとりに感謝を述べている姿を見て、このふたりのことをみんなが好きになる理由について、改めて考えてしまいました。
舞台に上がったやしーさんがマイクを取ります。
「じゃあここで私もサプライズを。えー、ナイフさん。今年の『あの日視た幻想』に‟トリ”出演決定です!!」
なんとその場で秘封オンリーライブイベント『あの日視た幻想』のオファーが! しかもなんと最後を飾る”トリ”での出演、これにはファンのみんなも大興奮。会場には大きな拍手が巻き起こりました。「ほ、本当にいいんですか!?」と驚きを隠せないワニさん。あぁ、やはりナイフさんはみんなから愛されている!
最初から最後までサプライズ尽くしとなったナイフのワンマンライブ。それはまさに、ワニさん、コアラさんによる『ファンに目一杯喜んでもらいたい』という気持ちと、このサークルのことが大好きな人たちの想いがひとつとなって完成したライブでした。彼らが一体となって生み出す素敵な空間をまた味わいたい。いつの間にか、私もナイフの虜になっていました。
公演情報 ナイフ-Knife- 2DAYS ONEMAN+GUEST LIVE
2022.12.29-30
ナイフ-Knife- ONEMAN+GUEST LIVE
東京日本橋PACMANDay1 12月29日 クリスマスライブ
Day2 12月30日 カウントダウン年越しLIVE 2022-2023又は2022-2020OPEN 17:00 START 17:30
特典(お土産)付き ¥3,500(入場時にDrink代がかかります)出演:
あき(はにーぽけっと) Guest Live [29,30日]
天宮みや Guest [29,30日]
のん Guest [29日]
なつかわ Guest [30日]
コアラ (ソロ) [30日]
ナイフ-Knife- vocal:コアラ Bass:ワニ [29,30日]特設ページ
http://knife.dojin.com/2022122930.htmlTICKET
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02s2x1ts2sq21.html—————————————————————————-
会場: 日本橋PACMAN 〒103-0021
東京都中央区日本橋本石町4-5-5 藤ビルB1
access https://pacman.tokyo/access
—————————————————————————-ナイフ-Knife-からのメッセージ
6年近くナイフで活動してきたのですが今年喘息になってしまい
体調の関係で来年からイベント参加やライブが少なくなります。
左耳も聴こえ辛くて毎年していた東京のワンマンもしばらくお休みします。
次のワンマンはいつになるのか自分でもわからないので
是非今回のワンマンに来れそうな人は来てください!
お別れ会とか卒業ライブみたいに思わないで欲しいです。
クリスマスとカウントダウンの楽しいライブなので皆さんも一緒に楽しく過ごしましょう!コアラ
この度6回目と7回目のナイフ-Knife-のワンマンライブを開催させて戴くことになりました。
ゲスト出演のあき様、天宮みや様、のん様、なつかわ様、
皆様に感謝しています。ありがとうございます。
それぞれの判断や気持ちでうさぎ年、又はねずみ年に進んで行くという意味を込めて
12月29日にクリスマスを、30日の21時までにカウントダウンを行います。
コアラさんとステージに立つナイフのワンマンライブは来年からお休みになりますが
その期間、コアラさんは可愛い人の写真を撮ったり新しいことにも挑戦するそうなので
自分もコアラさんが撮ってみたくなるような可愛い化粧ができるように見た目、
顔や衣装を可愛いくする努力をしていきます。
お忙しい時期ですが宜しければ年末のライブにお越しいただけますと幸いです。ワニ
東方アレンジライブレポートのご依頼、受け付けます!
東方我楽多叢誌では、東方アレンジライブイベントのレポート依頼を受け付けております!
「私の主催するライブの、レポートをお願いしたい!」「このご時世でライブに来れない人たちにも熱気を届けてほしい!」といったライブ主催の方がおられましたら、ぜひ我楽多叢誌にご一報ください。東方我楽多叢誌音楽ライターズが、ライブの熱気を文章でお伝えいたします! 今回のレポートのように、配信ライブでもご相談承ります。
※ご依頼はライブ主催者や、ライブ関係者の方よりお願いいたします。
レポート依頼を希望される方は、ぜひ東方我楽多叢誌メールフォームよりご連絡ください!
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東方音楽歴、協力者募集!
https://www.toho-ongakureki.com/
Webサイト「東方音楽歴」では、一緒に「イベント新譜クロスフェードまとめ」「東方音楽イベントカレンダー」の作成に協力してくださる方を募集しています。 東方アレンジの新曲情報や、日本全国の東方音楽イベント情報をまとめたりするのに興味がある方、すでに個人でまとめているので協力できるかもしれないという方がおられましたら、ぜひ東方音楽歴にご一報ください。
また、東方我楽多叢誌などで掲載しているライブレポートの執筆、取材に興味がある方も大歓迎です。東方アレンジが大好きな方、お待ちしております!
協力していただける方は、ぜひ東方音楽歴のメールフォームや東方我楽多叢誌メールフォームよりご連絡ください!
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