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2019/10/11
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東方Project17.5弾「東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄」発表!秋季例大祭でβ体験版頒布

「黄昏フロンティア」海原海豚氏のコメントもお届け!

 「東方Project第17.5弾」である、黄昏フロンティアの新作「東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄」が、先週末の秋季例大祭で頒布となった。

 2019年10月6日(日)に東京ビッグサイト西ホールで開催された「第六回博麗神社秋季例大祭」にてβ体験版を頒布。形式はDLカードで、価格は200円。

 ジャンルは「横画面弾幕水アクション」、プレイ人数は「一人」。今まで黄昏フロンティアが上海アリス幻樂団と共同開発してきた「東方萃夢想 ~ Immaterial and Missing Power.」「東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.」のような対戦型弾幕アクション(格闘ゲーム)の方式ではない。

 黄昏フロンティアはこれまで「スーパーマリサランド」「メガマリ」など、上海アリス幻樂団との共同制作ではない東方二次創作ゲームに置いて、数々の2Dアクションゲームをリリースしてきた。

 今回はその2Dアクションでの「小数点ナンバリングタイトル」制作ということになり、初めてのことになる。

 

 

 サイトの概要には

地上に黒い水が吹き出していた。 その水は異臭を放ち、身体に付くと簡単には落とせなかった。 とても生活用水として使える代物では無かった。

その湧き出る黒い水を凶と見るもの、吉と見るもの、 神聖なものと見るもの、邪悪なものと見るもの、 天災と見るもの、経済的暁光だと見るもの、 様々な憶測が飛び交い、一部ではお祭り騒ぎにもなった。

しかしある出来事を境に、浮かれていたものの背筋を凍らせる事となる。 飲料用の湧き水に、美しい清流に、憩いの場である温泉に…… 黒い水は場所を選ばず、湧き出し始めたのである

黄昏フロンティア「東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄」サイトより抜粋

 

 とあり、「黒い水」が今回の異変に関係している。異臭を放ち地面から吹き出す黒い水というと”原油”が思い出される。日本にも、水田の真ん中に突然原油が湧き出してしまったケースの”油田”が発見されることは少なくはない。
 さらにタイトルの「東方剛欲異聞」からは、最新タイトル「東方鬼形獣 ~ Wily Beast and Weakest Creature.」において、畜生界を牛耳る三大組織の一角「剛欲同盟」のことを考えないわけには行かないだろう。唯一リーダー格が劇中に登場しなかった組織であり、この作品で盟主である”饕餮”が登場する可能性に期待せざるを得ない。

 

(画像は黄昏フロンティアのサイトより)
(画像は黄昏フロンティアのサイトより)

 「多々良小傘」が大量に水をまいている姿も。

 グラフィックも、今までの弾幕アクションで採用されていた格闘ゲーム的なスタイルから、海外ドットゲーなどに多い、稜線に境界線を書かないタイプのグラフィックになっている。

 

 「黄昏フロンティア」の海原海豚氏にコメントを頂いた。

海原海豚氏コメント

ーーいつから開発されていましたか? また、このような構想はいつ頃からあったのですか? 

海豚:

 「東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.」の完成後から企画を練り始めていました。ゲームの内容が組み上がっていくには紆余曲折あり、リアルタイムで変化して仕上がっていった感じですね。 

ーー上海アリス幻樂団と共同開発になる、いわゆる「小数点タイトル」ですが、コレまでのような格闘ゲームではなく、今作は横スクロールアクションです。これには理由がありますか?

海豚:

 元々ジャンルはやりたい事、表現したい事に合わせて自由と思っています。 

 格闘ゲーム系の内容だったのは、元々「東方キャラクターでの対戦ゲームを作らせてほしい」とZUNさんにアプローチしたところがきっかけです。 

 今回はそこから、ストーリーモードでのバトルに集中した、じっくり一人で遊ぶ物をやろう、と必要な部分に特化していった結果ですね 。   

ーースクリーンショットには多々良小傘の姿がありました。小傘以外にも東方キャラは出てきますか? 

海豚:

 体験版で早速他のキャラも登場している事や、キャラクターセレクトが人妖選択となっていることからもお察しいただけるかなと。 

ーー最後に、楽しみにしているユーザーのみなさまに一言お願いします。

海豚:

 対戦ゲームに慣れたプレイヤーの方には意外に思う作品かもしれませんが、 これもまた東方だねと納得していただけるような作品にしていけるよう、頑張リます。

 

 小数点ナンバリングに既存の東方キャラが再登場するときは、大きな新設定や見えなかった性格の側面が描かれることが多い。小傘がこの異変で水を得た雨傘となり、八面六臂の活躍をしてくれることに期待してしまう。さらにゲームを進めると地獄でおなじみのあのキャラも……?

 そして、海原海豚氏からは「ストーリーモードでのバトルに特化した、じっくりと遊べるもの」という貴重なキーワードを効くことが出来た。黄昏フロンティアの新しく表現したいゲームがどのようなものなのか、今後の開発に是非注目したい。

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